作品レビュー(5件)
- あき
3.0点
ライアンオニール演じる貧乏な弁護士がひょんな事から映画監督に。低予算で早く短く面白い映画を悪戦苦闘で作っています。バートレイノルズは馬扱いのうまさで人気俳優に。二人を巡る恋のさやあてと友情が見どころ。セリフがなくても笑い泣けるニッケル銅貨で観れるアメリカ移民のための娯楽。
- 一人旅
4.0点
ピーター・ボグダノヴィッチ監督作。 『ラスト・ショー』(71)のピーター・ボグダノヴィッチ監督が『ペーパー・ムーン』(73)のライアン&テイタム・オニール父娘を再び起用して撮り上げた作品で、映画黎明期のアメリカで映画作りに奮闘する人々の人間模様を描いています。 1910年代のアメリカを舞台に、ひょんなことから弱小映画会社に雇われて映画を監督することになった青年弁護士の奮闘を出演者&スタッフ達と織りなす悲喜こもごもの人間模様と共に描いたノスタルジックな群像喜劇で、美人女優を巡る監督と俳優の三角関係を軸にしています。 無声の短編映画が主流だった映画黎明の時代において、慣れない映画作りに没頭する人々の夢と情熱を描いて、映画という偉大な作り物の歴史とそこに関わってきた人々の様々な思いを懐古的に映し出しています。 映画撮影中に巻き起こるハプニングが愉しくて、気球に乗った役者がそのままどこかへ飛ばされてしまったり、役者と監督が大喧嘩したり…とコミカルな演出が目白押しとなっていますし、登場人物のカバンが入れ替わってしまう展開は『おかしなおかしな大追跡』(72)のセルフオマージュとなっています。また、“映画の父”D・W・グリフィスの『國民の創生』(15)が公開された際の人々の熱狂ぶりも再現されています。 弁護士から監督業に転職した主人公をライアン・オニールが好演、撮影助手となった大人びた少女を娘のテイタム・オニールが演じます。また、主人公の恋敵となる俳優をバート・レイノルズが貫禄たっぷりに好演しています。
- quu********
3.0点
レビューの少なさが意外でした、サイレント映画の当時どうやって作っていくのか コミカルな人間関係とサイレント映画の面白さが描いています サイレントからトーキーに変わる時代 映画の本来の娯楽はここにある ライアンオニールとバートレイノルズの乱闘はいきいきしていてケンカの乱闘シーン はサイレント映画を表現している 列車でのスーッケースを間違えてドタバタ劇な内容 何をやっても上手くいかず 映画作りの熱意が冷めないラストも印象的でした ティタムオニールが可愛かったメガネかけて車運転していて ただ正直言えば、吹き替え版見たかった テンポ早くて私の世代では、サイレント映画時代が分からない
- fbx********
3.0点
いい頃のオニール一家。 映画も地味ですが、なかなか渋くていいです。
- ww2********
4.0点
<元気コメント> こうして私の好きな映画という一つの文化が立ち上げられていったと思うと、ご苦労された先達に感謝したい気持ちでいっぱいになります。