最後の主演作にして強烈な社会批判を残す。
- スーザン さん
- 2014年5月22日 12時45分
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- 総合評価
第二次大戦中に堂々とヒトラーのパロディーを演じ、今作においても赤狩りによるアメリカの政策や社会をあからさまに批判。
チャップリン作品はほのぼの系の方が好みなのだが、きつ~い風刺映画にも世の中を憂える彼の精神と、世界の先を見越したような眼力が感じ取れて、感心するばかりである。
もちろん作中にはギャグも満載。
原点であるパントマイムの笑いも健在である。
とにかくチャップリンの映画はどの年代をとっても、愛と笑いと風刺が絶えず、いまだ人を感動させる作品群のなんと素晴らしいことか!
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