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E.T.

E.T.

E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL

115

エル・オレンス

5.0

ネタバレ作品賞候補となった数少ないSF映画の一本。

スティーブン・スピルバーグ監督作の魅力の約半分は、彼の相棒ジョン・ウィリアムズの生み出す音楽だと、彼の監督作を観る度に思います。監督ロバート・ゼメキス×作曲アラン・シルヴェストリや、監督デヴィッド・リーン×作曲モーリス・ジャールのように、本当に相性の良いタッグが組まれると、名作の誕生の兆しが現れます。 本作は、メリッサ・マシソンの書いた脚本の奥深さを初め、スピルバーグならではのユーモアセンスある演出、ドラマチックで息を飲むような撮影テクetc..褒めだしたらキリが無いほど良く仕上がっている名作です。が、やはり前述したように、J・ウィリアムズの名テーマ曲が流れだす瞬間こそ、観客の感情を最高潮にしてくれます。彼のテーマ曲を聴く度に、その時の場面や役者の表情がそのまま鮮明に脳裏に蘇り、涙が出てしまう程です。劇中で紡がれる友情愛、兄弟愛、母子愛・・その温かさもとても感じ取れます。 また、当時11歳だった可愛いヘンリー・トーマス(彼は本作のイメージが強過ぎたためか、『クレイマー、クレイマー』(1979)のジャスティン・ヘンリー同様。子役の成れの果ての代表格となってしまったのが遺憾) をはじめとする3兄弟の子役の演技が本当に大人顔負けで素晴らしいです。そしてドリュー・バリモアが、のちに格段と大人でグラマラスな女性に成長し、監督として才能を開花させるとは、この頃からは全く想像つきませんね。 アカデミー作品賞にノミネートされた非常に数少ないSF映画の一本。 ====================================== ★1982年アカデミー賞 4部門受賞  (※作品賞ノミネート) 作曲賞、視覚効果賞、音響賞、音響編集賞 ★1982年ゴールデングローブ賞【ドラマ】 2部門受賞 作品賞、作曲賞

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