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忍者と悪女 (1963)

THE RAVEN

監督
ロジャー・コーマン
  • みたいムービー 3
  • みたログ 10

3.57 / 評価:7件

直接殴った方が早くない?

  • bakeneko さん
  • 2010年5月25日 16時14分
  • 閲覧数 289
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

いつもの古城セットで繰り広げられる、ロジャー・コーマンのエドガー・アラン・ポー原作シリーズの一つですが、ちょっと豪華な役者の顔ぶれと粋な脚本によって、緊張感溢れる怪奇映画ではなくて、のんびり楽しめる“脱力系ファンタジー”になっています。

馬鹿映画ファンのおともだちあつまれ~
本作は同じセット&ビンセント・プライスを使い回して撮った一連の“ポー原作”シリーズに位置づけられますが、「黒猫」や「アッシャー家の崩壊」の様なしっかりとした原作ではなくて“大鴉”の詩編に依っている為に、創作上の自由度が高く、このシリーズの中で唯一の能天気なコメデイと言って良いジャンルの作品となっています(何と脚本は売り出し中だったリチャード・マシスン!)。
更に、いつものビンセント・プライスと当時安月給でこき使われていたジャック・ニコルソンの専属俳優に加えて、このシリーズの準レギュラーのピーター・ローレ、ボリス・カーロフ、ヘイゼル・コートらが楽しそうに共演しています。

そして、この珍妙な邦題ですが、伝説の山師:大蔵貢の命名であります(もちろん“忍者”は出ません)。

そして、本作のハイライトであるビンセント・プライスvsボリス・カーロフの魔法合戦は、水木しげるの漫画“悪魔くん”の“サタンvs悪魔くん”の魔法対決の元ネタであります(水木先生は、他にも「魔女伝説ヴィー:妖婆 死棺の呪い」を“死人つき”として(ソ連での映画化前に)発表したり、ラブクラフトの作品を換骨奪胎したり、古今東西の怪奇小説や映画を上手く自家薬籠中のものとしていますー極貧時代にも拘らずこれだけの情報を原典から仕入れるとは凄い!)。

登場人物達はそれなりに緊迫感を出そうとしていますが、観客側としては、“緩い特撮&こぢんまりとした内輪もめ”を珍品として観る作品であります(大らかな気持ちで滅多に無い怪作を愉しみましょうよ)。

詳細評価

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