レビュー一覧に戻る
家

BURNT OFFERINGS

116

ang********

4.0

ネタバレ41年前の、元祖「家系」ホラーを感じる

一家(夫婦、小学高学年の息子、夫の叔母の4人)が、ひと夏を田舎の邸宅で過ごす。ひと夏分の宿泊費は900ドル。 今なら9万円強だけれども、この映画が作られた昔のレートだと30万程。それでも安く感じる程の「城の様な邸宅」 城に1カ月900ドルで泊まれる条件は、最上階に居る城オーナーの母に三食届ける事。(だが、本人は決して出て来ない) もう冒頭から怪しさ満点。 そして結論から言うと。完全ネタバレです。 「怪しい力」は家そのものに宿っていた。 妻・・終わってみれば主人公だった。 邸宅に魅入られ、どんどん服装が貴婦人の様になって行く。愛しそうに最上階の家具や写真盾を布で拭いたり。夫と息子が脱出するのを阻止し、邸宅に連れ帰る。ラスト前に「息子の危機」によりまともに戻る。 が、壮大なフラグである「出て行く前に老婦人に挨拶するわ」で邸宅に戻り、撮り込まれ次代の邸宅の主になる。 夫・・1番気の毒な人 そもそも「余りの安さ」に危険を感じ、邸宅を借りたく無かったのに妻の強引な願いにて仕方なく借りる事になった。一番最初に「邸宅に操られ」て息子を殺し掛ける。 その後「こりゃやばい」と息子と逃げるが、頭を打ち下半身不随の痴呆に。最期に健康体に戻るが、妻を迎えに行き邸宅に殺される。 息子・・2番目に気の毒な人 何度も殺されかけられ、傷付き、最後は崩れて来た邸宅に押しつぶされて圧死。ちなみに41年前だからこそ許されたであろう「小学生の男子の死亡シーン」でしょう。 夫叔母・・3番目に気の毒な・・ 何と言う事もなく、最初に殺された。物理的ではなく呪いの様な力により心臓発作もどきにて死亡。 本作品を、リメイクして今の時代に出したのであれば低評価でしょうね。余りにも陳腐、王道、やり尽された脚本だと。 が、元祖・始祖は強い。 古ぼけたフィルム、昔の髪型や服装。それを見ているだけで昔に戻り「ああ、新しい」と思ってしまう不思議。

閲覧数866