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ノートルダムのせむし男

ノートルダムのせむし男

NOTRE-DAME DE PARIS

120

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4.0

巨匠ヴィクトル・ユーゴー原作世界的古典

十九世紀前半に花開いたフランス・ロマン主義文学の巨匠ヴィクトル・ユーゴー原作の世界的に有名な古典で、これまで何度か映画化されていますが、アンソニー・クインのカシモド.容貌怪異な傴僂男があってこその映画です。ジーナ・ロロブリジータはボリュームがあって、1950年代後半を代表する美女の一人ですね。カシモドが命を懸けて恋するのがわかります。それにしてもこの映画、豪華なセットに大群衆シーンと、お金をかけていますね。CGでは味わうことのできない素晴らしさでした。 ノートルダム寺院の前に捨てられた二人の赤ん坊。片方は可愛い女の子だったのでジプシーに拾われ、片方は醜くくしかも傴僂だったので引取り手もなく、寺院で育てられます。不思議な運命の二人の話は二人が死んで朽ち果てるまで続きます。大変有名な長編小説なので映画化はこの1956年版が5回目.エスメラルダはジーナ・ロロブリジータ以外には考えられないほどの配役です。この美しくて自由奔放に生きるジーナさんのジプシー娘は可愛く、あどけなく、また妖しく聖職者の煩悩をくすぐります。 1956年版はジーナ・ロロブリジータのエスメラルダ、そしてカジモドにアンソニー・クイン、エスメラルダに横恋慕するいけない牧師にアラン・キュニーという美女と名優を揃えた大作で原作にも忠実な仏蘭西映画でした。 生涯の内一度は読破すべき小説でしょう。

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