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ノスタルジア (1983)

NOSTALGHIA/NOSTALGHIYA/NOSTALGIA

監督
アンドレイ・タルコフスキー
  • みたいムービー 165
  • みたログ 542

3.62 / 評価:257件

難解な映画だが不思議な魅力がある

  • kaz******** さん
  • 2021年2月23日 18時32分
  • 閲覧数 203
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

不思議な映画である。展開がスローで人によっては好き嫌いが激しいかも。
 ロシアの詩人で作家のゴルチャコフは、同じロシアの音楽家サスノフスキーの足跡をたどり、通訳のエウジェニアを伴ってイタリアのバーニョ・ヴィニーニョ温泉を訪ねていた。そこには、世界の破滅を恐れて家族を7年間幽閉し、周囲から奇異な目で見られているドメニコという男がいた。ドメニコは「ろうそくを灯したまま温泉の端から端まで歩けたら世界は救済される」と言って、ゴルチャコフに代わりにやってくれと依頼する。ドメニコはローマに行って「根元的な生活へ戻ろう」とアジ演説をした後、焼身自殺してしまう。イタリアを経とうとしていたゴルチャコフはヴィニーニョ温泉に戻り、ろうそくの火を消さずに温泉の端から端まで歩くことに挑戦するが・・・・・・。
 ドメニコが自殺するシーンで、聴衆が誰一人それを止めようとするどころか灯油を渡すに至っては、人の生死にさえ無関心な世の中に恐ろしい気がした。またゴルチャコフが不治の病に侵されていることが映像から十分伝わらなかったのは残念。ろうそくを灯すことで救済されると信じたとは思われないが。イタリアの片田舎で、時々ゴルチャコフの頭の中に現れるのは幼いときに生活していた緑豊かな故郷の景色だったのだろうか。
 本当に難解な映画であるが、解釈は見た人それぞれでいいのだろう。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 不気味
  • 知的
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