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ノスタルジア (1983)

NOSTALGHIA/NOSTALGHIYA/NOSTALGIA

監督
アンドレイ・タルコフスキー
  • みたいムービー 145
  • みたログ 537

3.62 / 評価:255件

映画が芸術である事を許された時代の傑作

  • 海の雫 さん
  • 2011年11月27日 23時10分
  • 閲覧数 2006
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

ずっと観たくてついにDVDを買ってしまいました。(笑)
こうゆう作品がレンタル出来ないのは、映画界の損失と思います。

この作品の内容(表現しようとした事)に関しては、paprikaさんの
説得力のある秀逸なレビューがあるので省きます。

残念ながら、私は彼ほどの知識も洞察力も無いので、映像についてのみ
書かせてもらおうかと思います。

まず冒頭のシーンに息をのみます。
完璧と思える構図の美しさ、映像の美しさ。

主人公の心の内が、想い出や空想(?)が唐突に挟み込まれて行きます。
その映像はセピア色で統一され、彼が身を置く現実とはくっきりと識別されます。
そのセピア色の映像もまたこの上も無く美しいです。

最後のショットに、「アッ」と心の中で叫んでしまいました。
懐かしい彼の故郷の家と庭、寛ぐ彼と側に寝そべる犬。
カメラがゆっくりと引いて行き、その景色は・・・。

「映像を読み取る」という作業が必要とされる作品だと思います。

エリセ監督が映像の詩人なら、タルコフスキー監督は映像の画家。

映画の未来を切り開いたと言われる「アバター」のCGによる映像の美しさは、
フィルムで撮られたこの作品の美しさに遠く及びません。

どんなに映画を撮る技術が発達しても、最終的には人間の感性が、
才能が傑作を生みだすという事。

ゴッホが、ルノアールが、私の愛する佐伯祐三が描いた絵が
時代を超えて輝くように、この作品も色褪せる事はありません。
何故なら芸術だからです。(笑)

私信 paprikaさんへ
   勝手にレビューの紹介をしてしまった事をお詫びします。
   怒らないでね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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