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のんき大将 (1949)

EL GRAN GALAVERA

監督
ルイス・ブニュエル
  • みたいムービー 4
  • みたログ 14

4.13 / 評価:8件

娘を庶民の嫁に

  • 文字読み さん
  • 2008年11月19日 22時10分
  • 閲覧数 303
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

1949年。ルイス・ブニュエル監督。事業で成功した男が妻をなくしてアル中に。周囲の家族の浪費と堕落はとどまるところを知らず、ついに事業も危うくなる。財産目当てのブルジョワと娘との婚約披露パーティでついに男は卒倒してしまって・・・。

男に立ち直ってもらおうという「計画」から、男が寝ている間に破産のフリをする家族。貧しい庶民の暮らし(1)に自殺まで考える男だが、家族の嘘に気付くと、その嘘を利用して本当に破産したのだと会社の役員にいわせる。フリのつもりの家族は本当に破産したと思い込んで本格的に庶民の暮らしへ(2)。しかしその二重の嘘も結局ばれて、最後は、嘘のなかで芽生えた愛で娘は庶民の男と結婚する(3)という話です。

ウソを重ねるなかから愛が芽生えるというすばらしい映画です。ブルジョワ対庶民の階層差を前提に「娘を庶民の嫁に」という男の欲望が三層構造を必要とする。はじめから、男は妻の死を悲しんでいたのではなくて、娘の婚約が気に入らなかったのではないか。。。

スピーカーでのオープンな告白やキスと、教会内での閉鎖的なキリスト教的結婚式は明らかに対照的に描かれていて、庶民や世間への信頼に溢れた映画です。笑えるうえに幸福になる。「ヒゲをそれ」をお見逃しなく!

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