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バーディ (1984)

BIRDY

監督
アラン・パーカー
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4.07 / 評価:327件

映画ライフの試金石

  • rin***** さん
  • 2020年10月15日 15時36分
  • 閲覧数 96
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

我が映画ライフの試金石となった映画。
それまで垂れ流すように映画を観ていましたが、この作品を観て映画の観方が変わりました。

鳥になること=自由になることを夢見る青年バーディと、彼を奇妙に思いながらも不思議と気が合い行動を共にするアル。
過去をたぐるように語られるアルの思い出話がバーディの心の中で反芻され、それが映像となって映画が進行していく。
この字時系列を解きほぐして立体的に進めるストーリーが秀逸。

映像についてはワイヤーを使った高度な撮影を行いたかったみたいですが上手くいかず、クレーンでの撮影になったため、鳥目線での高揚感が演出できなかったという監督のインタビューを読んだことがあります。

あとこの映画を反戦映画的にとらえている評価も見ますが、これは少し違うと考えています。
ベトナム戦争はあくまでアルのいう「自分達を使い捨ての駒のように扱う社会」のデフォルメであって、実際原作では第二次世界大戦として書かれたものですし、もっと端的に言えば戦争ではなく本当に社会にでて(就職して)ボロボロに扱われた二人、というストーリーでもよかったはずです。
だからこの映画のテーマとしては「反戦」というのは少しずれてるかも。
ただベトナム戦争を背景することでアメリカの変動期をうまく表現できていますし、またアルが戦争で顔をヤケドし皮膚を移植する=社会での自我・個性の消失というわかりやすいアレゴリーにも繋がります

夢の中で愛鳥バータと一体になったバーディが、最後イカロスのごとく地上へと落ちていくのか・・・と思いきや、あのオチそしてあのタイミングでかかるラ・バンバが最高です。
何回観ても飽きない映画。

詳細評価

物語
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音楽

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