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ハード・ウェイ (1991)

THE HARD WAY

監督
ジョン・バダム
  • みたいムービー 23
  • みたログ 624

3.23 / 評価:179件

ジョン・バダムのバディムービー

  • 一人旅 さん
  • 2016年7月22日 12時59分
  • 閲覧数 959
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

ジョン・バダム監督作。

ニューヨーク警察の敏腕刑事・モスと、役作りのため彼の元で修業することになったハリウッドスター・ニックのコンビが神出鬼没の凶悪な連続殺人犯を追う姿を描いたアクションコメディ。

『サタデー・ナイト・フィーバー』『ウォー・ゲーム』『ショート・サーキット』『張り込み』『バード・オン・ワイヤー』『ニック・オブ・タイム』など青春ドラマにアクションにコメディにスリラーにSFと何でもイケちゃうジョン・バダム監督による“刑事+ハリウッドスター”のバディムービーで、おちゃらけたお喋り大好きハリウッドスターのニックをマイケル・J・フォックス、不愛想で怒りん坊の刑事・モスを強面俳優ジェームズ・ウッズが演じる。両者とも完璧なハマり役で、対照的な性格の凸凹コンビが織りなすやり取りが楽しい。

ニックは演技の幅を広げるため、本物の刑事であるモスと強引に行動を共にする。自分勝手なニックの行動に捜査の邪魔をされたモスは怒り爆発。寝ているニックの手とベッドを手錠でロックして身動きを取れなくしたり、道徳を無視した過激なトラップを仕掛けてニックを遠ざけようとする。そうした中、やがてモスとニックの間には友情が芽生えてくる。恋愛下手なモスに対してニックが熱心にアドバイスするシーンが楽しい。モスが想いを寄せるシングルマザーのスーザン(アナベラ・シオラ)になりきり、「俺をスーザンだと思って話しかけてみて!」とモスに大胆提案するニック。当然モスは激怒するかと思ったら、意外にもノリノリで疑似恋愛トークを繰り広げる姿には笑った。

コメディだけでなくアクションも見応えあり。特に、タイムズ・スクエアの映画館を舞台にしたクライマックスの対決は迫力たっぷり。劇中映画のニックと現実世界のニックの動きがシンクロする演出も楽しい。あとどうでもいいことだが、90年代初頭のタイムズ・スクエアは日本企業の看板だらけでびっくり。キヤノンの白い大看板を背景に、手前を人間が落下していくショットは不自然でちょっとあざとい感じ(広告料払ってるのかな?)。キリンビールの看板もあるけど、アメリカ進出してたんだ!

はじめは反発し合いながらもやがて絆が生まれ、協力しながら犯人を追い詰めていく...という典型的バディムービー。似た雰囲気の映画は『48時間』『ラッシュアワー』『バッドボーイズ』などたくさん存在するが、キャストの魅力度で言えばランキング上位に食い込めるレベル。コメディとアクションも充分に合格点で、作品全体に漂うノリの軽さはいい意味で90年代らしい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 勇敢
  • コミカル
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