あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(4件)
- 一人旅
5.0点
テッド・コッチェフ監督作。 死んだ社長に生きているふりをさせる男二人の奮闘を描いたコメディ。 『ランボー』(82)のテッド・コッチェフ監督がアンドリュー・マッカーシーを主演に起用して撮った、『ハリーの災難』(55)的“死体コメディ”の隠れた良作で、日本では未DVD化となっています(VHSで鑑賞できます)。 保険会社に勤めるラリーとリチャード。ある日、休日出勤した二人は不正なデータ偽造を偶然にも発見する。早速、社長のバーニーにその事実を報告する二人。すると、二人はご褒美としてバーニーが所有するリゾート地の別荘に招待される。ウキウキ気分で海辺のリゾートに向かう二人。しかし、バーニーこそが不正を働いていた張本人であり、会社の秘密を知った二人をリゾート地で殺し屋に始末させるつもりだった。ところが、殺し屋に恨みを買ったバーニー自身が殺し屋に殺されてしまう。その頃、バーニーの別荘に到着したラリーとリチャードはバーニーの死体を発見する。一度は警察に通報することも考えた二人だったが、結局バーニーの死体を生きているように見せかけることで事態の収拾を図ることに―という“生きているふり大作戦”が馬鹿馬鹿しさ万点に描かれます。 大勢の知り合いで賑わうビーチリゾートで、あたかもバーニーが生きているように見せかけようとするラリー&リチャードのお馬鹿な奮闘を描いたコメディ映画となっています。二人羽織みたいに背後からバーニーの死体を操ったり、バーニーの両脇を抱えて二人三脚スタイルで歩かせようとしたり、紐を使ってバーニーの手を動かしたり―と、バーニーが実は死んでいるとバレないようにあの手この手でその場をやり過ごそうとする姿がコミカルに描かれています。さらに周囲の人々も漏れなく鈍感揃いで、明らかに不自然な動きをしているバーニーに疑いの眼を向けることなく普通に接し続ける姿が滑稽となっています。 “死体を生きているように見せかけたら”―というユニークなシチュエーションで全力疾走した青春お馬鹿コメディで、殺し屋に抹殺されると勘違いしたラリー&リチャードと、バーニーを仕留め損ねたと勘違いした殺し屋が入り乱れての大騒動が楽しさ万点ですし、クスッと笑える気の利いたオチの付け方も絶妙であります。
- lup********
5.0点
アンドリュー・マッカーシー目当てで見ました。 素晴らしいです。『これぞアメリカのB級シネマ』と言う感じ。 ありえない設定、無茶な展開、細かい所は取っ払い、日本では非常識と捉えられかねないブラックジョークの数々…。是非ともDVD化して頂きたい作品です。
- tai********
5.0点
ラリーとリッチの二人の下っ端社員が、社長のゴージャスな生活を堪能できちゃってる場面が良かったです。パーティー場面は、夢のような世界に見えました。
- tan********
5.0点
ネタバレ6年ほど前にビデオで見たが、
このレビューにはネタバレが含まれています。
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