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ハーレーダビッドソン&マルボロマン (1991)

HARLEY DAVIDSON AND THE MARLBORO MAN

監督
サイモン・ウィンサー
  • みたいムービー 14
  • みたログ 351

3.48 / 評価:81件

ん??これ、もしかして「明日に向っ・・・

  • 鋼鉄プリン さん
  • 2014年7月6日 21時51分
  • 閲覧数 1368
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

単純明快で痛快な娯楽作です。作品のタイトルどおり、主人公はハーレー乗りとカウボーイ。


ハーレー乗りの男はその名もそのままハーレー・ダビッドソン。演じるのはミッキー・ローク。この頃のロークが一番カッコいいのではないでしょうか?ただただセクシーと騒がれたピチピチの頃よりも、男の色気が感じられます。また、ボクシングの影響で顔が崩れてしまう前ですから、まだハンサムです。それまではあまり無かった2.5枚目の役柄も上手くこなしています。


カウボーイはその名もマルボロマン。演じるのはドン・ジョンソン。正直、ドン・ジョンソンには個人的思い入れがありません。ファンの方、御免なさい。マッチョな大男である必要もありませんが、少し身体の線が細すぎかな。ヒゲは似合ってます。


この2人の男が「カッコいいアメリカ」をとことん演じます!ゴツいハーレー!テンガロンハットのカウボーイ!酒場でのケンカ!銃撃戦!そして友情!まるで現代の西部劇!鉄の馬にまたがるカウボーイのお話。バディ(相棒)・ムービーでもありますね。


2人が使う拳銃が面白い。共に強力なマグナム弾を使用する怪物拳銃なんですが、ハーレーの方が古典的なリボルバー拳銃を使い、マルボロマンの方が現代的なオートマチック拳銃を使ってます。おいおい、逆なんじゃないの?と思わせる上手いミスマッチ。


まるで西部劇、と言いましたが、本作を見た人はあることに気がつくでしょう?「あれ?この映画、あれに似てるな?」と。


そうです。この作品、アメリカン・ニューシネマの傑作「明日に向って撃て!」の現代版リメイクのような作品なんですよ。「明日に向って撃て!」は西部開拓時代のアメリカを舞台として、2人のアウトローの姿を描いた作品。青春映画にも分類されます。


別にネタバレでもないので、本作と「明日に向って撃て!」との共通点を探してみましょう。


主人公2人が、射撃下手で世渡り上手な小才子と、昔堅気の単純漢の射撃の達人。

その2人の間に1人の女性。

小才子が大男とケンカ。

刺客にしつこく追われての逃亡劇。


・・・などなど、他にもありますが、とにかく二つの作品は基本設定や各種演出、シーンが似ています。是非とも2作品を見比べてください。


現代西部劇ですから、ちゃんと悪役としてネイティブ・アメリカンも出てきます。マルボロマンのケンカの相手です。古い西部劇では、白人カウボーイに対する悪役の多くがネイティブ・アメリカンでした。今は彼らを悪役として描くことは人種差別に繋がるため規制されているようです。本作では、まぁ、冗談として済ますことができるレベル。


さて、悪の親玉は冷酷な銀行家です。気がついてない人、いませんか?演じるのはトム・サイズモアです。トム・サイズモアといえば、でっぷりとして迫力ある人というイメージですが、本作ではずいぶんと痩せています。社長室でテレビ電話にて日本企業と商談をしていますが、ここでサイズモアのインチキ日本語が楽しめますよ。


90年代の作品ですので、ジャパン・バッシングとも思えるシーンがいくつか見られます。あぁ、あの頃の日本には世界から恐れられる勢いがありましたね。


ということで、強く、カッコ良く、愛らしい男たちの活躍を楽しむのための作品です。キャラクター、ガジェット、劇中歌、全体的雰囲気などを堪能する作品ですから、趣味が合わない人にはオススメしません。


しかし!男性はこういう作品で熱くなる人、多いでしょう?オススメです!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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  • 勇敢
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