むやみに何も殺せません
- the slime people さん
- 2008年9月5日 1時19分
- 閲覧数 646
- 役立ち度 9
- 総合評価
約30年ぶりに買って観ました。。
こんなに、こんなに丁寧に、スタイリッシュに尚且つ
最高のストーリーで作られていた作品だったとは。。
現在の技術を駆使したリメイクを作っても逆に色あせて感じるでしょう。
The Flyも面白いがグロくなりすぎだな~
物語は物質転送を研究する天才科学者アンドレが
無機質なお皿(made in japan!)や小動物の転送に成功して探究心の果て、
自分を転送する欲に駆られ偶然の事故に会い蝿男になってしまう。。
その蝿を探してもう一度一緒に転送機に入って元に戻そうとするが
なかなかモタモタ捕まらず。。
時間が経つにつれ、思考能力が低下し、神の領域を汚した罰だと最後は自害する。
更に残された家族や兄弟やPOLICEの苦悩。。
当時(幼少期)見て唯一覚えていたのは
蝿男から見た視線に写る複数のエレーナ(奥様)の悲鳴顔!!
蝿だけに複眼に写るんだ!と感心したもんだ。
蝿の顔よりもこの描写のほうがインパクトがあったのかな?
アンドレと一緒に転送機に入って被害を受けた蝿の特徴は白い頭。。
これは白人だからか?ムムわかりやすい?w
蝿を捕まえる行為にハラハラさせられ続けました。。
壮絶なラストは他のレビュアーさんが語ってるので割愛します。。
同時に買った蝿男の逆襲もゆっくり大事に見よう。
原作になるジョルジュ・ランジュランの『蝿』も読みたいな。
冒頭のヴィンセント・プライスの真紅の上着(ガウン?)は
ジェントルマンだなあ~
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