作品レビュー(2件)
- go0********
4.0点
デイヴィッド・ギャレットバージョンと両方観たが、私は圧倒的にこっち派★ パガニーニのナルシスト的な所はどっちもよくとらえてるが、ヨーロッパの退廃を感じさせるショットの数々は、こちらの方が断然素晴らしい あのキンさんの主演、監督と聞いてもっと自分ばかりをバリバリ写したメチャクチャ系、自己チュー的な映画を想像してましたが、馬車のシーンなど、ある意味ヘルツォークぽくて好きな絵面ですねえー 一番素晴らしかったのは、愛息ニコライ君!! 演技の素晴らしさもさることながら、パパ生き写しのクリクリお目目にプックリ唇、それでいてパパから毒気と邪気をすっかり抜いたらこんな愛らしい少年になりましたとさ♪ 異母兄弟のナタキンもそうですが、母親が違ってもこんなに顔のパーツが同じとは、よっぽどキンさんの遺伝子は強力なのでしょう(笑) 彼には、もっともっと映画に出て欲しいです
- 映画は芸術
1.0点
バイオリンの鬼才パガニーニを描いた映画。 華麗な技巧で世の女性たちを熱狂させ、一世を風靡したバイオリニスト兼作曲家の生涯を描く。 「アマデウス」のようなものを期待してはならない。見る価値のない究極の駄作。 映画では始終パガニーニの作曲したバイオリンが流れるが、俳優のセリフはほとんどなくストーリーは無いと言っても過言ではない。 映像ではパガニーニの演奏する場面、女性との付き合いが奔放だった彼と女性たちのあれこれ、彼が馬車で演奏旅行をするシーンが単調に映し出されるだけ。早送りして見ても退屈。
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