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白鯨

白鯨

MOBY DICK/HERMAN MELVILLE'S MOBY DICK

116

kun********

3.0

刺青男

この映画は子供の頃に見たのですが、刺青男だけが印象に有って、度々夢に現れ ゴジラ モスラと同じ子供の夢の中の化け物映画って印象でした。 この前BS放送であって録画で見たのですが、画面がシャープで無く画質を落としてる効果の映画だったんだと、それはクライマックスシーンの鯨との格闘 の粗をごまかす目的じゃ無かったと思うのですがね。 BSのも字幕でしたが、子供の頃に見た時も当然字幕。 良くこんな映画を辛抱して見てたモンだと、我ながら感心した物です。 今の子供には耐えられ無い小難しい台詞。 当然字幕漢字は小学生に読めないし、牧師の長い話の世界は理解出来無い。 ただ大画面の動画が楽しいって。 そう言えば映画に宣伝が前置きに有ってた。 地元飲食店とか電気屋自転車屋のCMだけど、お姉さんのナレーションと共に 楽しんでたから、幻燈が動いてるって感動の世界だったので、牧師の話の内容 は理解出来無いけど、それはそれで当時の私が画面に釘つけされない理由では無いって事だったんでしょうね。 今見ると酷く退屈。 刺青男も全然怖く無い。 まあ今の映画でおどろおどろしいと感じる物が皆無なのは、経年劣化と言うか 世の中、映画の配給制度とか、そう言う物を知りすぎてる所為でもある。 ニュースバラエテェーとかで、写真の顔を隠す演出が多いけど、知らないから 興味を魅かれる。 なので、之はミニチアと直ぐに見破る目じゃつまらいと感じて当然。 ウイキでこの映画の事をみると、興行的に失敗したそうだ。 原作に忠実過ぎた所為で、小難しい話に成り、人々が拒否してしまった。 同じ様にメルビルの原作も当時は評価が低く、売れなかったらしい。 なので、小説は更に難解な物語らしい。 海洋冒険小説じゃなく、人と自然そして神宗教を考察する内容らしい。 メルビル自身は冒険的人生を過ごしてるが、それで余計に人生とかとか 感じてしまうのか? メルビルの冒険的生活体験の中で捕鯨船エセックス号の悲劇の記録を知る。 それが白鯨になるが、その元の悲劇の方が今日の人々の関心を呼ぶ。 だからクジラに襲われた後の惨劇の映画が作られてるそうだ。 アメリカTVドラマ 骨は語るって警察物で、リアルな腐乱遺体等が出て、 グチャグチャ遺体にも鈍感になった。 今は首も飛び胴体もひきちぎれる動画がCGで再現され、ナレッコ。 イスラム国からの本物の首切りもあり、もう皆が解剖学者並みの感性に成ってる。 エセックス号の悲劇はそう言う目だから、見れない事も無いって事なんだろう。 むしろそうだから、より刺激的に題材を求めたって事だろう。 要は極限状態における食人。 殺し合い。 リアルな話、こういう物は普通に多く存在してるって事で、 別に、特別な事でも無いって事。 私らが知らないだけで、近くは日本軍内部でも普通に有ってた。 白豚はアメリカ兵、黒豚は現地民、日本兵は何と言われてたかは知らない。

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