分かり合える事。それこそがMagic!
- sou***** さん
- 2021年2月23日 14時23分
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そもそも、ジェヴェッタ・スティールのコーリング・ユーが良い。なんて沁みるサウンドだ。ボーカルとしての声質が好きなのよ。ハーモニカの挿入も良くってな。
物語も良いよね。疑いから入った人間関係から、理解し合える関係を構築していき、離れられないような絆になって行く。
世界中の誰もが、身近な仲間との絆は見ず知らずの関係からスタートさせている。そんな事はわかっていても、まざまざと作品として突き付けられた時に、その尊さに泣けてくる。家族よりも家族のような絆って…。
そこに肌の色も国境も超えた物語があって、旧西ドイツの作品って意味を噛み締めるわけ。
今、時代は分断に向かっている。
「分かるること久しければ必ず合し、合すること久しければ必ず分かる。」三国志演義の書き出しだが…大昔から人間の本質は変わっちゃいない。
この映画を観て、今を嘆き、これからの時代にどのように生きるかを思うのだ。幸福を思えば、怒れることよりも、分かり合う努力を…。ジャスミンのマジックのように、パッと心に花を咲かせるように。無精の僕には、種を蒔きのお掃除も時にはね(笑)。
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