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白昼の決闘 (1946)

DUEL IN THE SUN

監督
キング・ヴィダー
  • みたいムービー 9
  • みたログ 60

3.71 / 評価:24件

無理に悪ぶったペック!

  • 夢童隣寝 さん
  • 2014年4月23日 21時18分
  • 閲覧数 703
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

1946年当時テクニカラー(総天然色)が希少価値だった頃のオールスター大作西部劇。

不運な混血の激情家少女をジェニファー・ジョーンズが演じ、彼女を紳士弁護士ジョゼフ・コットンと荒くれカウボーイのグレゴリー・ペックが奪い合うという戦後のアメリカではまだタブーとされていた三角関係がテーマである。
兄を演じるコットン、弟を演じるペックの対比が強烈。

本来のイメージでは長男で紳士弁護士ジェシーをグレゴリー・ペックが演じるべきだったのだろう。
そしてペックの演じたわがままな次男は後年ペックの好敵手として売り出す同世代の戦後派スター(例えばバート・ランカスター)が演じるのが順当だと思う。

本作は元々製作者デビッド・O・セルズニックがジェニファー・ジョーンズとの結婚記念に“西部劇版・風と共に去りぬ”として作った作品だそうだから男優があまり目立ってはマズかったのかも知れない。だが名実共に上昇期だったペックのキャラクターは群を抜いて光っていて無難な当たり障りの無い役柄のコットンはペックに圧倒されている。
従って製作者の売りたい物→ジェニファーの野性的な魅力と監督の描きたい物→時代に逆らった無法者の生き方と最期→ペックの魅力がぶつかり合っている様にも噛み合っていない感じにも見える。

監督キング・ビダー、音楽ディミトリ・ティオムキン、撮影のハロルド・ロッソンとレイ・レナハンもすべて超一流だから今見ても色あせない大作だが後味はあまり良くない。
ドラマとして感動するのはむしろ先の三角関係よりも車椅子の頑固親父(現実に足が不自由だった)ライオネル・バリモアとその妻リリアン・ギッシュの愛憎関係だ。
余談だが本作の10年後ペックとジョーンズは・灰色の服を着た男で再共演している。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

イメージワード

  • 切ない
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