あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(1件)
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3.0点
この映画の題!!なんだかものすごくおもしろそうでした。しかも舞台は宇宙秘密基地とか何とかいうのが関係してるんですから、私としてはてっきり「フリント」とか「マットへルム」当たりの面白いスパイものを期待していったら、なんとあの例によってしがない探偵ものが得意の「ジョージ・ペパード」そのものの中途半端なハードボイルド風謎解き映画でなんだかものすごく大人な映画に来てししまった!!とすごく後悔したのを覚えています。(この方がAチームをはるのはもっともっと後のことでした) 今思い返してみると、ほんとなんてことないサスペンスものなんですが・・・。 ある秘密基地で爆破事件が起こって、科学者のうち1人を除いて全員爆死します。ペパードのもとには、その生きのこったやつが裏切り者の手先だという連絡が入っています。 生きのこったといっても爆発でボロボロになっています。これがマイケル・サラザン(この頃彼はよく活躍しておられましたね) 体中包帯まみれ、気がつくと全ての記憶を失っています。ペパードは彼をわざと脱走させておとりに使っていくのですが・・・。 記憶を失っているサラザンは時折思い出のような幻を見るのですが、聞かされてる人生とは全然別のもの・・・。観てるこっちは何がなんやら・・・。 やがて真犯人を見つけペパードは事件を解決するのですが、そのあとに明かされる衝撃の真実とは・・・!!! 今見たらすぐにネタがわかりそうなものですが、その時の私はまだ映画初心者の少年でしたのでものすごくビックリしました「えーーー!!!!そーだったのかーーー!!!」 ラストにペパードからさんざん利用され続けたこの人の今後の幸せを祈らずには居られませんでした。 思えばあの頃からこんな映画を見てたんだなーと・・・。2本立てで500円、月のこずかいで行けるのはせいぜい2回の4本だけ。あとはいろんなおつりをごまかしながら・・・。 でも2本立てで500円で当時の映画はよく元が取れてたなーと思います。しかも昨今の映画よりも面白かったようなのが何本もあります。一回くらいこけても監督たちも気楽に取れてた時代だったんでしょうね。今みたいに必死にならずに済んだ分力の抜けた楽しい映画が多かったんでしょうか。 なんだかふっとそんなことを思い出させてくれたそんな懐かしい1本です。
スタッフ・キャスト
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