走れ走れ!救急車!

MOTHER, JUGS & SPEED

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走れ走れ!救急車!
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(1件)


  • pip********

    2.0

    デカい!デカい!ラクエルウェルチ。

    ピーター・イェーツと言えば、まずはマックイーンの「ブリット」、若き日のダスティン・ホフマンとミア・ファローが共演したニューシネマの佳作「ジョンとメリー」、ロバート・レッドフォード主演の痛快泥棒アクション「ホット・ロック」、さわやかな青春映画の佳作「ヤング・ゼネレーション」、舞台劇の映画化でアルバート・フィニーとトム・コートネイの演技合戦が見ものといういかにも英国的な作品「ドレッサー」など、様々なジャンルで良作を作り続けてきた英国の俊英です。(「銀河伝説クルール」「ザ・ディープ」なんていうのもあります。) そのイェーツが撮ったコメディがこの「走れ!走れ!救急車」。なんとも脱力なタイトルが‘70年代っぽいです。「弾丸特急ジェットバス」とか「激走!5000キロ」とか「大陸横断超特急」とか、あのへんのほとんどBに近いAの匂いがぷんぷんします。とにかく、当時の映画はよく走っていました。アメリカは広いから。 さてタイトルからしてどんなドタバタ映画なのだろうと思って観てみると、これがなんとも不思議な映画でした。 舞台はLAです。民間救急会社に勤める連中の活躍を描いた映画なのですが、基本ドタバタのように話を進めながら、どこか醒めているというか、よくあるアメリカのノー天気コメディのような、無邪気に人生を笑いで乗り切ろうという姿勢がありません。そこがピーター・イェーツという英国人のシニカルさかもしれませんが、時折挟まれるエピソードがたまにあれ?と思うほどシリアスで、コメディ観ているはずの自分が何故かきまりが悪くなる、という不思議な気分にさせられます。特に、出産直前の妊婦を運んだら病院をたらい回しにさせられ結局死んでしまうエピソードなど、一見映画にそぐわないような悲劇性がやけに力を持っていたりして、悪く言えばちぐはぐ、しかしだからこそ映画を普通のコメディには終わらせていないという不思議な印象を持たせる結果になっています。 主演はベテラン隊員にビル・コスビー、新米隊員に若き日のハーヴェイ・カイテル。そして受付嬢から隊員に昇格するヒロインが全身サイボーグ女優ラクエル・ウェルチ。当時37歳くらい、グラマー美女として活躍したのはこれが最後くらいだと思いますが、まだまだ全然大丈夫です。私など、「恐竜100万年」や「ミクロの決死圏」の若々しい頃よりもむしろ親しみが持てて大丈夫度がアップしていると思ったくらい。サイボーグだろうがアンドロイドだろうが、あと数年は大丈夫だったはずです。ニコール・キッドマンあたりがアタシまだ全然大丈夫だから的ドヤ顔で出ていると、まあ実際全然大丈夫なのですが、ラクエル・ウェルチなどはもっと活躍してほしかったと思います。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
走れ走れ!救急車!

原題
MOTHER, JUGS & SPEED

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル