二十歳の恋

L' AMOUR A 20 ANS/LOVE AT TWENTY

121
二十歳の恋
3.6

/ 24

8%
50%
38%
4%
0%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(12件)


  • ********

    4.0

    アントワーヌとコレットのすれ違い

    1962年。フランソワ・トリュフォー監督。オムニバス映画のなかの一篇。「大人は判ってくれない」の親友二人は青年になっている。音楽会社で働く主人公はコンサートで出会った女性に一目ぼれ。アタックするが、煮え切れない態度に、、、という話。 出会いとすれ違い、抑えがたい情熱とつれない振り、ジャン=ピエール・レオーの「一体どうなっているの」顔、そのレオ―を暖かく迎えるよその家族。トリュフォー監督のすべてがある。

  • Kurosawapapa

    4.0

    「大人は判ってくれない」の続編☆

    この映画は、トリュフォー、ロッセリーニ、石原慎太郎、マルセル・オフュルス、アンジェイ・ワイダ、5人の監督による国際オムニバス。 しかし、トリュフォー以外の映画ソフトは存在しないようだ。 自分も他のレビューと同じように、 トリュフォーの「アントワーヌとコレット」についてだけ述べてみたい。 ======= 「大人は判ってくれない」で14歳だったアントワーヌ(ジャン=ピエール・レオ)は17歳に成長。 かつて非行を重ねていた少年も、今は真面目にレコード会社に勤めている。 ある日、コンサートで美しいコレットと知り合い、恋に落ちる。 ======= ・まだ幼さと、純真を感じさせるアントワーヌ ・シンプルな大人っぽさが魅力のコレット 二人の顛末が描かれた本作。 主演は、「大人は判ってくれない」と同じ ジャン=ピエール・レオ。 当時18歳で 二枚目俳優の雰囲気を多分に醸し出す。 自由奔放、ロケ撮を多用した、ヌーヴェルヴァーグらしい映像。 アントワーヌがレコード会社に勤めているということもあり、BGMはクラシックを多用。 ・コンサート中の視線の交錯 ・引越し後のコレットとの再会シーン など クラシック音楽 と アントワーヌの心情 が上手く同調されている。 映画館でコレットがキスを嫌がるシーンでは、 上映されている映画の内容(スキーで転倒)とシンクロさせたコミカルな演出。 また、途中で「大人は判ってくれない」の1シーンが挿入されており、 同作の日本版ポスター(野口久光 作)がアントワーヌの部屋に飾ってあるのも嬉しいかぎり。 トリュフォーは、本作の撮影中 溢れ出たアイディアは短編には収め切れないと、 この後、続編「夜霧の恋人たち(1968年)」を撮ることに。 アントワーヌ・シリ−ズは、 「大人は判ってくれない」〜「二十歳の恋」〜「夜霧の恋人たち」〜「家庭」〜「逃げ去る恋」へと続いていく。 アントワーヌのほろ苦く切ない恋を、優しいタッチで描いた本作。 青年の心の機微を、実に丁寧に描き出している。 「あこがれ(1958年)」の時もそうだったが、 30足らずの短編でも大きな余韻を残すのは、 さすがトリュフォーだと思わせます☆ (Francois Truffaut:No5/20 ) 今作の監督キーワード:「短編で魅せる技」

  • 一人旅

    3.0

    『アントワーヌとコレット』

    本作は5ヵ国による国際オムニバスだが、今回はその中のフランソワ・トリュフォー監督『アントワーヌとコレット』のレビューを・・・。 「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズの第2作目にあたる短編映画で、『夜霧の恋人たち』のDVDに同時収録されている。 前作『大人は判ってくれない』から青年へとすっかり成長したアントワーヌ(ジャン=ピエール・レオ)の少女コレットへの恋心が描かれていて、コレットに何とか振り向いてもらおうと悪戦苦闘する様子を映し出す。コレットは明るい性格で裏表が無い印象。だから、アントワーヌからのデートの誘いをやんわりとではなく全て正直に理由を打ち明けて断る様子に男女関係らしからぬ清々しさを感じるが、当のアントワーヌは呆気にとられて手の打ちようがなくただただ納得するしかない・・・という可笑しさもある。

  • sea********

    4.0

    女はオトナ。

    短編オムニバスの一編。いよいよ社会に出たアントワーヌの初恋。 ここで更に生来のフランス人女性について学ぶことになるのが愉快。 何かと大人のコレットにはぐらかされ、振り回されるアントワーヌの 奮闘ぶりが楽しく、最後のTV鑑賞シーンには苦笑い。

  • じぇろにも

    3.0

    ネタバレアントワーヌとコレット

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • いやよセブン

    4.0

    アントワーヌとコレット

    「大人は判ってくれない」のアントワーヌが二十歳になり、大好きな女の子ができ、アパートも近くに引っ越すほどの入れ込みだったが・・・、という30分程度の小品。 俳優も同じなので、あの子がこんなに、なんて思ってしまう。 トリュフォーの恋愛ドラマは切ない。

  • スーザン

    4.0

    『アントワーヌとコレット』

    『大人は判ってくれない』では世を拗ねたような孤独な不良少年だったアントワーヌが、本作では立派な青年になって登場。 コレットへの恋心はほろ苦く、まさに青春の1ページを切り取ったようなナイーブな小品である。 前作のワンシーンを観せてくれるサービスもあり。

  • osu********

    4.0

    ネタバレフランケンシュタインのストーカー

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • jun********

    4.0

    青春の味!

    『アントワーヌとコレット』をニースでの研修中、映画論の授業で観ました。 ほろ苦い青春って感じ。 先生が、映画を撮る人の側から、本作の分析と解説をしてくれて、超面白かった!

  • まるたん

    3.0

    小品「アントワーヌとコレット」について

    この映画のデータベースをよく見てみるとわかるとおり、この作品は5品のオムニバスで構成された映画です。 そのうちのひとつが、30分弱のトリュフォーの作品「アントワーヌとコレット」。 「大人はわかってくれない」の不良少年アントワーヌが、20歳となって、役者ジャン=ピエール・レオーがそのまま出てくる後に続く連作のとっかかりとなる作品です。 トリュフォー以外の作品の監督は、レンツォ・ロッセリーニ、石原慎太郎、マルセル・オフュルス、アンジェイ・ワイダ。 石原慎太郎の監督作品なんていうのは珍しいので、興味がわきますが、現在オリジナルプリントが行方不明とのことです。 石原慎太郎は、過去のガチガチの反抗モノの小説や「殺人教室」のようなバイオレンスも再版せず封印させていますが、きっとその一環なのではないでしょうか・・・と勘繰ったりもできますねえ。 権力の側にたった自分を殺しに来る動機を自分の作品で得られたらたまったもんじゃないんでしょうし(笑) 自分はここでは、神保町シアターの特集「フランソワ・トリュフォーの世界」で観た「二十歳の恋/ アントワーヌとコレット」のみを触れることになりますが、短編なので簡単に。 二十歳になったアントワーヌは、やっと職を得て自分の趣味の世界も持てるようになっています。 職はレコード会社のプレス工場。 音楽業界に勤めていると語ったりしているところが、ややせつなさを感じますが、それでもクラシック音楽の研究会に入りながら、非常にリアルなパリの片隅の若き日々を過ごしています。 この音楽研究会のコンサートで出会った美貌の女のコに恋してしまうアントワーヌの非恋が、この作品のお話です。 さらには、女のコの家族に愛されて、女のコのみならず、その家族ごと愛してしまったりします。孤児に近いアントワーヌの境遇から考えると、とてもせつない感じですね。そして、アントワーヌは、おっさんの自分からしてもかわいいキャラです。 フランス映画の典型ともいえる、あっさりとした結末が逆に印象深く、潔さを感じます。短編ならではの終わり方ですね。短さを逆に活かしてます。 さて、トリュフォーは、アントワーヌの物語を、演じるジャン=ピエール・レオーが中年にさしかかるところまで作品にしていきます。 先行する「大人はわかってくれない」から、この「アントワーヌとコレット」を経て、さらに6年後と8年後「夜霧の恋人たち」「家庭」へ。 そして、そこから9年後、つまり本作品から17年後に「逃げ去る恋」。 この「逃げ去る恋」では、コレットが再び現れる仕掛けとなっております。 ヌーヴェル・バーグの革命児だったころの「大人はわかってくれない」から、徐々に円熟していき、ユーモアや遊びをふんだんに映画に取り入れていく流れが、連作を観ていくとおもしろいところです。 続けて観ていくことをお勧めします。

  • hei********

    5.0

    アントワーヌくん恋をするの巻

    『大人は判ってくれない』から3年、オムニバスの一編として作られた30分の短編作品です。 アントワーヌ少年のその後の物語なのですが、少年時代ことごとく不運だった彼は、レコードの製造会社に勤め、夜な夜なクラシックコンサートに出かける立派な青年に成長しています。体もすっかり大きくなっているし、顔もますます男らしくなっているしで、その姿を見ただけで親心のようにうるうるしてしまう私。しかも、やんちゃ盛りの頃の『大人は判ってくれない』のワンシーンも挿入されたりするものだから、もう、お母さん的にはほんとたまりません。 で、そんなアントワーヌくんは、コンサートで出会った女の子に恋をしちゃいます。アプローチの仕方がなんとも個性的で笑えます。遠回しなんだか率直なんだか。女の子にはないがしろにされてしまうのに、彼女の両親には妙に気に入られたりして。自分の両親とはうまくいってないのに、こんなところで仲良くなってる場合じゃないよ、アントワーヌくん! ラストシーンはなんともいえない哀愁が漂っています。 大丈夫、アントワーヌくん。恋はこれからたくさんできるから。

  • ren********

    2.0

    ネタバレ引越し!引越し!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
1 ページ/1 ページ中