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8 1/2 (1963)

OTTO E MEZZO/HUIT ET DEMI/EIGHT AND A HALF

監督
フェデリコ・フェリーニ
  • みたいムービー 1,057
  • みたログ 1,246

3.93 / 評価:317件

わけ解んねえ

  • すかあふえいす さん
  • 2014年5月5日 22時58分
  • 閲覧数 1317
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

「道」におけるネオレアリズム、
「甘い生活」におけるボンッキュッボンな姉ちゃんの狂乱、
そして「8 1/2」における女、情景、カオス!
イタリア映画らしい情熱的な女性の「洪水」を、フェリーニの自由な発想で「爆流」のハーレム映画にしていく。

主人公のグイドは映画監督。
フェデリコ・フェリーニ自身の映画作りに対する情熱と欲求、嫌気の詰まったこの作品は、フェリーニ自身の混沌とした精神世界を映画にした作品だ。

物語は監督である主人公の過去と現在の出来事をシャッフルして見せていく。
少年時代から現在に至るまで、様々な女性と関係を持っては別れてきた。
今の妻との中も悪くなりそうで、オマケに愛人までいるときたもんだ。

オープニングのカオスな映像世界が一番「まとも」と思えるくらい主人公の女性遍歴が凄まじい。
さすがイタリア人、下半身はローマ帝国。

ワルキューレ騎行が流れるシーンはまるで教会にナンパしにいくようなチャレンジ精神に溢れている。
後の「地獄の黙示録」はそれを戦場でやった。

それが今度は主人公の夢の中に、いままで関係を持った女性が大集合!
猛攻撃にさらされる主人公、それを鞭で調教!
「みんな好きなら仕方無い。みんな愛してやるぜ!カモンベイビー!!」
どんな夢だよオイ。

ラストシーンの「輪」など、最後の最後まで混沌とした世界観が拡がっているが、「女の都」や「カサノバ」に比べれば遥かにソフトな映像美だ(ストーリーは甘い生活並にキワドイ)。

ハマッたもん勝ちの怪作。

俺は「カビリアの夜」のようなフェリーニが一番好きだが、この作品みたいなカオスな奴も好きだ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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