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ハックフィンの大冒険 (1993)

THE ADVENTURE OF HUCK FINN

監督
スティーヴン・ソマーズ
  • みたいムービー 9
  • みたログ 90

3.47 / 評価:15件

傑作

  • amo***** さん
  • 2007年7月15日 19時27分
  • 閲覧数 748
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

物語が長く、また昔の作品なので多少読みにくさがある原作を、うまくまとめた作品。

原作の特徴でもあるハックが観る人に話しかける始まりと、自由なハックらしいエンディング。そして、観る人を引き付けるストーリー展開。最初から最後まで観衆を引き付け、がっかりさせない。

主人公のイライジャ・ウッドの演技がとても魅力的。
ハックの破天荒な行動や、次から次へとうまく嘘をついていく悪ガキっぷりは不思議と憎めなく、かわいらしい。いたずらっ子だけれど、素直で、一番大切なものをちゃんと知っている。そんな原作から飛び出したようなハックをとてもうまく演じていて、当時「天才子役」と言われた由来を見たような気がした。

そして、最も注目すべきことは当時の奴隷制。
映画では、短い時間の中で当時の奴隷制について色濃く語っている。
当時では、奴隷=人ではなく、奴隷として扱われることが当たり前だという考えがアメリカ全体に浸透していた。今ではとても考えられないことだ。日常に縛られることを嫌い、自由な考えを持つハックでさえ、そんな考えが根付いていた。しかし、そんなハックを、ジムが諭していく。そして、ハックは理解していく。互いに諭しあうハックとジムのやり取りは感動的であり、考えさせられる。

「皆が正しいということが、本当に正しいとは限らない。」
ジムとハックのおばさんが言った言葉こそが、この作品が最も意味するものでなはいか。
原作を知らなくても、楽しめ、そして感動できる。難しいこと抜きに子供と観るのもオススメです。観終わった後には、皆きっとハックが好きになっているはず。

詳細評価

物語
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