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バットマン リターンズ

もんくま

4.0

よりティム・バートン色が濃くなった

前作に増して主役であるバットマンよりヴィランであるペンギンや、キャットウーマンに重きを置いた造りとなったシリーズ二作目。 ティム・バートン監督がこよなく愛する日陰の存在であろう悲劇的なペンギンや、キャットウーマンのインパクトが強すぎて前作とは違う、悪い意味でバットマンの存在が霞んでおり、ペンギンにしろ、キャットウーマンにしろ生い立ちや、成り立ちが不幸過ぎて、やっている事は悪事に違いないのだけど純然たる悪人に思えず物語の方も終始ダークなトーンな為、前作のようなカタルシスはなく、ひたすら後味の悪い悲しい話となってます。(この映画の真の悪役であろうマックス シュレックは最終的にバットマンでなくキャットウーマンに殺されてるし、、、) キャラクター造形も前作以上にティム・バートンの趣味炸裂といった感じで、白塗りのキャットウーマンはまぁミシェル ファイファーの面影があるのですが、同じく白塗りお歯黒の不気味なペンギンのメイクは、前作のジョーカーのようなユーモラスな感じではなく、かなりのインパクトで演じるダニー デヴィートーの面影がなく心底気持ち悪いです。 個人的には好きな作品ですが、余りにも救いのない暗い話なので万人受けする作品ではないかな。 ちょっと監督個人の趣味に走り過ぎた感じが否めないし、バットマン好きより、ティム・バートンファンの方が好む作品ではないかと思います オマケ 余談ですが、今回のバットスーツはダサいです。

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