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バットマン リターンズ

beautiful_japan_

4.0

ネタバレキャットウーマン誕生

主な敵はペンギン(ダニー・デヴィート)だが、キャットウーマン(ミシェル・ファイファー)が誕生する。 ペンギンは、名家コブルポット家の長男として誕生するが、手に水かきがあるという奇形と凶暴な性格を嫌われ、クリスマスに両親の手で下水道に流される。ゴッサム・シティの市役所で戸籍記録を調べ上げ、自分の出自を知ったペンギンは、社会を敵視するようになる。 悪人になったキッカケは親の身勝手さにあり、ジョーカーと同じく、被害者としての側面が描かれている。 ゴッサム・シティの実力者シュレック(クリストファー・ウォーケン)に推されて市長選に出ようとするが、公約は“地球温暖化を解消して、氷の世界に変える”というもの。街の子供達を誘拐して下水で溺れされようとした時、“シュレックの経営する化学工場の汚水で死ぬんだ”とも言っている。ペンギンは、環境問題を示唆するキャラクターと見ることができる。 シュレックの秘書だったセリーナ・カイルは、シュレックの悪事に疑問をいだいたため殺されそうになり、キャットウーマンとして甦る。シュレックのセリーナに対する態度はごう慢かつ高圧的で、まさにパワハラ。バットマンに対するキャットウーマンのツンデレな態度は強烈。 ブルース・ウェイン(マイケル・キートン)が、ラストシーンで男と女に関する台詞を言っているように、女性の権利に対する視点が含まれている。 単なるアクション物、ヒーロー物ではなく、アメリカや世界が抱えている問題が込められている。

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