あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(12件)
- うろちいんけ
5.0点
カイテルの魂の熱演!
- 加藤憲一郎
5.0点
才能を確固たるものにした傑作ですね。
- dkf********
2.0点
この映画を「凄い」などという誉め言葉で表現したくない。凄いとは全体のバランスと前後の脈絡があって初めて「凄い」のだが、本作は過激なカットが単発的につながっているだけで、そのカットに必然性と一貫性がない。話題となったカイテルのオナニーシーンも全体のストーリーに影響がないし、尼僧をレイプする場面もあえて映像を見せる必要もない。スキャンダラスで過激な映像さえ連発すれば、衝撃作だと話題になると考えているなら、全くの間違いだ。 監督のアベル・フェラーラは良く言えば異才、悪く言えば才能がない凡人で、撮ったどの作品も怖ろしくつまらない。一応本作が最高傑作と言われているが、それがこの迷作ぶりだから、レベルがわかるというもの。 ただし、ハーヴェイ・カイテルの演技だけは絶品だ。この人こそ、オスカー受賞に値する俳優だとずっと思っているのだが、ここでも「演技の神様」が降臨したかの如き、凄まじい怪演を見せる。というか、この映画自体がカイテルを見るしか見どころがないのだが。 まあ、好き嫌いは別として、こういう作品を観ることは映画ファンとしての経験値を上げることにはなるかもしれない。自分がひとつ確かなのは、二回目を観ることは絶対ないということだ。
- 一人旅
5.0点
アベル・フェラーラ監督作。 麻薬と賭博に溺れる汚職警官の葛藤を描いたドラマ。 市民を守る立場であるはずの警官が、公権力を乱用し恐喝、暴力に手を染める。犯罪の被害者に対し同情的な素振りは一切見せず、むしろ捨て台詞を吐くような非情な男だ。さらに警官は信仰心を持たない。教会内でも同僚に野球賭博の話を持ち掛けるのだ。信仰とは無縁の生き方をしてきた警官だが、ある事件をきっかけに自身のそれまでの生き方と初めて芽生えた信仰心との間で苦悩し始める。暴虐で利己的な今までの生き方全てを真っ向から全否定されたことで、警官は自身の存在すら拒絶したくなるほどに後悔と贖罪の念に心の全てを支配されてしまうのだ。 主演のハーヴェイ・カイテルが見せる魂の演技に圧倒される。薬物乱用に耽る際の恍惚の表情、怒りの表情、そして絶望の表情、それら全てが完璧だった。本作はハーヴェイ・カイテルを見るためだけの映画と言っても過言ではない。
- jir********
5.0点
これは私の物語でした 若いころグレていて薬や恐喝、野球賭博をよくやっていました 野球賭博は決算が一週間に一回なので、それまではいくら負けようと実際のお金を払う必要はありません そこで誰もが考えるのがこの警部補と同じで、倍打ちなのです 一万負けたら次二万・・・ これをやれば一週間の内、一回勝てばプラスなのですが、そこがスポーツの難しい所、そうはいかないのです・・・ スポーツ賭博に弱い人のことを冷え子(ひえっこ)というのですが、それが何をやっても勝てないのです なので頭の良い人は常に冷えっ子の逆の目に賭けるのです。するとそのスポーツに詳しくなくても、あら不思議と負けることがほぼ無いのです 何か宇宙的なパワーでもあるようにこれはそう決まっていました なのでこの警部補は間違いなく冷え子ですね 負けが込んだ時の野球のあの一球、、一球見ている時の絶望感思い出しました 私の仲間で頭のおかしいのがいて2千万負けてはるばる遠方から胴が取り立てに来たのですが、刃物で「命とお金どっちがいいの?」と脅してそのまま払わないで済んだやつがいましたがそいつはその後すぐ他の事でパクられ今でも塀の中です ちなみに私は現在は罪を償って出てきたので現在ここでこういコトを書いても平気ですのであしからず 身にしみましたが今は生を謳歌できています
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。