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イグアナの夜 (1964)

THE NIGHT OF THE IGUANA

監督
ジョン・ヒューストン
  • みたいムービー 8
  • みたログ 19

3.89 / 評価:9件

ハンナの祖父の生き様

  • don***** さん
  • 2017年9月1日 15時08分
  • 閲覧数 258
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

1944 ガラスの動物園
1947 欲望という名の電車
1958 去年の夏突然に
上記3作のテネシー・ウィリアムズ作品では、登場人物に何らかの問題 (内気すぎる、男性依存、息子依存) があり、その後どうなったのかを描いていたが、本作はハンナの物の考え方を話すことがメインです。

多少のストーリーは、まるで付属品のような感じがするくらい、ハンナの話しが中心です。
ハンナの過去・未来も、ほんの少しセリフに出てくるくらいです。

気になったハンナのセリフとは、
「世界最古の問題よ。信じられるものを求める気持ち。対象は何でもいいの。」

「人間は鳥とは違う、特殊な生き物です。ある人が別の人の心に巣を作るとき、大事なことは永続性でも子孫繁栄でもない、もう孤独ではないということですわ。」

「ひたすら耐えて。お化けや青い悪魔は忍耐に敬意を払う。人間が懸命にパニックを抑えて落ち着くための手段にも。」

「お化けや悪魔に憑かれた者は、長く苦しい地中の旅に出て、己の本性という闇をさまよった末に、ようやくかすかな灰色の光を見つけ、それを目指して登りはじめて」

本作は1964年だが、現代と変わらない悩みを打ち出している。だからテネシー・ウィリアムズ作品は面白い。

舞台はメキシコで、モノクロ画像からも甘く濃い夜の空気が伝わる。

腑に落ちないのは、最終的にシャノンがマキシンを選んだ理由は、シャノンには仕事のあてが無いからなのか。それともマキシンとの間にいつの間にかに巣・家が出来たからなのだろうか。

ハンナの祖父の詩と、それに向かう熱意と、それを支えるハンナに心打たれた。

詳細評価

物語
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音楽

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