あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(61件)
- her********
5.0点
何十年かぶりにDVDにて鑑賞。 19か20歳の頃、その当時は大阪に何館もあった「名画座」のひとつにて、「奈美ちゃん」とこの映画を観たのを想い出すなぁ。 初デートでこの映画を選ぶとはいくら観たかったとはいえ、若気の至り。 赤面するしかない。 (「タクシー・ドライバー」の「トラビス」より、ちょっとはマシですが、青春の不器用さの典型ですな) 作品評価=満点です。
- kowmopar
5.0点
CGや派手な演出に慣れた人には物足らないでしょうね。 何台も主人公用の車用意して、コンマ秒単位で動かして、カットは細かく編集で繋げて。 そういう映画はそれはそれで楽しいし、感心するけど、心に深く残るかどうかは別。 これは低予算映画らしいですが、それが良い方向に作用してるかな。 ド派手なシーンもなく、クドいセリフも無い。出来なかったのかもしれない。 何やら言いたい事がありそうで、それでも淡々と進んで行く。 ただ、そのお陰で観てるこちらが考えられる。観てない時も考えたり。 意図してそう作ったわけではないのかもしれないが、個人的には合いますね。 人には奨められないが、自分の中ではベストな映画。 滅入ってる時に観ると、主人公みたいな事したくなるのがマズイところかな(笑
- おおさか
5.0点
ネタバレ主人公の深い孤独感が伝わる作品
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bpp********
5.0点
サンフランシスコ向かう道のりでコワルスキーの過去が徐々に明らかになっていくにつれ、只の賭けの為だけに走ってるイカれた無法者では無いと解る構成は素晴らしい。 過去のシーンで恋人と傷の話出たときは最初はレースでの事故での傷だと思ってましたが後に戦争での傷だったのではと後半で解るのや、車やバイクレースでの事故もラストの結末を見ると、もうかしたらその時から死に場所を探していたのかも知れないとも取れる、そして警官にレイプされた子がまさかw・・・と過去シーンが見事に伏線になってる完璧な脚本。この作品の時代の社会風刺をしているけど説教臭くないのもgood!! これに在り来たりなロードムービーとは一線を画す本格的な迫力のカーチェイス映像が楽しめるとか完璧過ぎる! ロードムービーとしてもエンタメとしても今見ても色褪せない。まさに名作!!
- kak********
4.0点
アメリカン・ニューシネマ ロードムービー カーアクション と、三拍子揃った映画。 この映画で監督や主演を語るのは無意味な気がする。 何が目的かとか、理由はとか、もっともらしく説明すれば”味”が消えてしまう。 物語は、新車の陸送を仕事としているコワルスキーが、なぜか急いで車を届けると言って飛び出して行く。それから先は、過去のフラッシュバックを交えながら激走が始まる。ちなみに、その車は1970年型ダッジ・チャレンジャー。 車好きならスティーヴ・マックィーン主演「ブリット」で敵側が乗っていた車が1968年型ダッジ・チャレンジャーで、マックイーンが運転したのは1968年型フォード・マスタングGT390なのを思い出すかもしれない。 急いで車を飛ばす主人公は、予定時間までに着くか賭けをしたりするのだが、途中から何となくムードが変わって行く。新車の陸送にしては運転が荒っぽいのである。題名の意味は”消失点”・・・先に待っているものは何なのか? ロードムービーらしく、ガラガラヘビや全裸の美女などが登場し先が読めない展開が続く。それらは凝縮された人生のようで、善人もいれば悪人もいたりする。レビュータイトルは劇中でDJが発した言葉で意味深である。 本作品は、最初にイギリスで公開されシーンの一部をカットしてアメリカで公開された経緯がある。日本劇場公開版もアメリカ版で、そのカットされたシーンにヒッチハイカー役でシャーロット・ランプリングが出演していたと知り、イギリス版も見たくなった。
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