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バラ色の選択 (1993)

FOR LOVE OR MONEY

監督
バリー・ソネンフェルド
  • みたいムービー 43
  • みたログ 690

3.58 / 評価:156件

これぞ90年代!ラブコメの佳作

  • 一人旅 さん
  • 2016年3月19日 23時25分
  • 閲覧数 1530
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

バリー・ソネンフェルド監督作。

ニューヨークを舞台に、ホテルをオープンさせるという自身の夢と、香水店で働く娘・アンディへの愛の狭間で奮闘するホテルコンシェルジュ、ダグの姿を描いたラブコメディ。
いかにも90年代らしいラブコメで、主演はマイケル・J・フォックス、相手役に
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』のガブリエル・アンウォー。マイケル・J・フォックスは小柄な体格を活かしてホテル内を縦横無尽に動き回る躍動感いっぱいの演技を魅せているし、ガブリエル・アンウォーも癒し系の可愛らしさが魅力的だ。
テーマは原題通り“愛かお金(夢)か”という単純明快なもの。ポイントは、愛と夢を同時に追い求めることができない状態にあること。ダグが恋するアンディが、あろうことかダグの夢を叶えるために必要不可欠な富豪の男の愛人という厄介でちょっと無理矢理な設定。夢を優先すれば愛は成就せず、愛を取れば夢が遠のいていくという相反関係にある。その結果、愛と夢の狭間でダグは葛藤することになる・・・と、物語の基本的な軸はダグの葛藤と選択だが、ダグの意思を越えた偶然が人生を思いもよらぬ方向へ動かしたりもして、“愛と夢の選択”の他に“偶然(運命)と選択”という裏テーマも存在する。
また、ダグの仕事風景の描写がなかなか楽しい。ダグは超がつくほど有能で、コンシェルジュとしての腕前はピカイチ。妻に離婚されそうな男を粋な計らいで救ってみせたり、客の趣味嗜好を熟知してテキパキと指示を出す。宿泊客の鞄を山のように積み上げるおじいちゃんポーターや、ダン・ヘダヤ扮する我が儘な上客のキャラクターも印象的。そうしたダグと関わりのある客やスタッフが総出で演出するクライマックスも良く出来ている。
誠意と真心を持って人と接すれば、やがて偶然という名の運命として返ってくる・・・。今では貴重な、幸せになることを恐れないラブコメらしい幸福感に満ちた佳作。

詳細評価

物語
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イメージワード

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