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パラダイム

パラダイム

PRINCE OF DARKNESS/JOHN CARPENTER'S PRINCE OF DARKNESS

103

カーティス

3.0

結局ホームレスが一番怖かったような

終末色の強いオカルトホラー。教会を舞台に、現代に蘇ろうとする悪VSそれを阻止しようとする学者たちの戦いを描きます。 大筋は非常にシンプルなのですが、設定がやたらと凝っており、オカルトな現象を物理学を用いてアプローチしています。そのアイデア自体は面白いと思うのですが、如何せん台詞でワッと説明してしまうので、一回見ただけではとてもじゃないですが整理しきれません(汗)複雑な設定が、悪との戦いにそれほど活かされているわけでもないので、「物体や夢にまで介入できるもの凄くヤバイ悪が復活しようとしている」ことさえわかっておけば大筋はなんとかなります(笑) 全体的に不気味な雰囲気づくりがしっかりできていると感じました。陰影が際立った映像や、シンプルながら緊迫感のあるBGM、そしてネチョネチョとしたグロ描写が、何か不吉なことが起こりそうなムードを醸し出しています。 ただ、見終わって思い返してみると、一番怖かったのは悪に操られたホームレス軍団だったというのが正直なところ。基本突っ立ってるだけなのですが、それが無性に怖い。深淵から蘇りし邪悪な存在より不気味かもしれない(汗)

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