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ハリーとトント (1974)

HARRY AND TONTO

監督
ポール・マザースキー
  • みたいムービー 148
  • みたログ 571

3.96 / 評価:206件

もう一度みたら、しみるしみる。。

  • ssh17kk さん
  • 2011年1月23日 16時35分
  • 閲覧数 718
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画を観たのは10数年前でしょうか。
TVの名作映画枠で見て「いい映画見つけた!」と思った時から、もう一度どうしても観たくて、DVD化を待ちに待っていた1作です。

よく老人と猫のロードムービーの名作と紹介されますが、そうしたコピーからくるほのぼのイメージとは違い、突きつけられるものが結構あります。
公開された70年代当時の時代背景も垣間見えて(ドラッグとかコミューンとか)面白いですが、その割りに全編通してやわらかい雰囲気で、一方普遍的な現在にも通ずる高齢化と家族の問題も絡んで、なんとも本当にいろいろなことを考えさせられました。

でも、シリアスなようで、シリアスじゃない。
コメディかというとそうでもないけれどくすっと笑えたり、驚かされたり、男性っていつまでも男性なのね~、とも思わされたり(爆)。
愛するものとの関係ってこうありたいわ、とつくづく思ったり(ひと対ひとに限らず)。
この監督って視点がとにかく優しいなぁ、と感じました。
また、優しいだけじゃないのも魅かれるところ。
(文才ないなー、まとめられない!^^;)

初めて観たときから私も年を重ね、結婚し、父を亡くし、病気もし、親の介護も身近になったことから、ただただ夫とバカな夫婦やってるだけじゃ…と、これからの自分たちのことも考えるようになりました。
昔見たときはハリーを父を見る気持ちで見ていたのに、今はハリーに将来の自分を重ねたりして(ちょっと早すぎる?!)。

最初は老人に冷たい社会にささやかな抵抗をしていたハリーが、旅の中でいろいろな人と触れ合ううちに淡々と悲観的でなく今を受け入れ、でも自分らしさを失わない強さに励まされた気がします。

『お互い甘えてはいかん。自分で立ち直れ』

ハリーが次男に言った言葉は私に言われたような。

そして、これまた淡々と猫らしさをふりまく愛らしいトントに、とても癒されました。

詳細評価

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