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ハリーとヘンダスン一家 (1987)

HARRY AND THE HENDERSONS/BIGFOOT AND THE HENDERSONS

監督
ウィリアム・ディア
  • みたいムービー 24
  • みたログ 137

3.97 / 評価:32件

或る家族の対話

  • 玉吉 さん
  • 2008年8月30日 18時06分
  • 閲覧数 466
  • 役立ち度 18
    • 総合評価
    • ★★★★★

押入れを探っていたら、
この映画のビデオが出てきた。
あまりの懐かしさに何を探していたのかも
忘れてしまったけど。

劇場で初めて観た時、やたらと家族連れが多くて
なんだか羨ましく感じた記憶があったので
「ちょっと来い」とDSに興じていた娘(8歳)を
横に座らせ再鑑賞。
以下、その模様を記す。
ちなみにこの映画の中身をなぜか知っていた妻は
我関せずとばかりに、娘が放棄したDSの画面を
タッチペンで突付きだしていた。

娘「お父さん、これなんの映画?」
父「ビッグフットだよ」
娘「え?なにそれ」
父「雪男、だな」
娘「こないだ鬼太郎に出てきたヤツ?」
父「まあ、そうだ。でも、この映画の雪男は悪者じゃない。
  すごく気持ちの優しい、いいヤツなんだよ」
娘「ふぅん。でも雪男って、本当にはいないんでしょ?」
父「うーん。さあ、どうだろうな…」

娘「…あっ!これ、雪男?」
父「違うよ。この人(注:ジョン・リスゴー)は立派な
  役者さんだ。まずこんな顔だからいつもキ○○イの
  役ばっかだけど、今回は普通のお父さん役だよ」

娘「画面、汚いね」
父「うん。ずっと昔に録画したやつだからね」
娘「DVDなら綺麗なのにね」
父「この映画はDVDで出てないんだよ、なぜか。
  それに、この頃はDVD自体なかったし、映画の
  ビデオが一本一万円以上もしたんだ。この頃
  お父さんは貧乏だったから、好きな映画はビデオに
  録画して観るしかなかったんだよ」
娘「ふぅん。貧乏って、今より?」
父「う…(無視…!)」

娘「お父さん、スゴイね。雪男、全然中に人が入ってる
  感じじゃないね」
父「て言うか、なんで人が入ってる前提でモノ言ってんだよ。
  素直に見ろ、素直に。こいつはただのビッグフット!
  中に人なんか入ってないの、OK?」
娘「はぁい。でももしかしてお父さん、雪男信じてんの?」
父「え?…さあ、どうだろうな…」

娘「あれ?オカシイよね、今の」
父「なにが?」
娘「雪男、動物は殺しちゃいけないとか言っといて。
  今、金魚食べちゃったよ。オカシくない?」
父「うん。確かに…。多分あっちの人の感覚だと、馬とか
  鹿は可愛い動物でも、金魚はただ魚でしかないのかな。
  最近のシーフード志向も、そこから来てるんかなあ。
  まあそんなこと言ったところで、お前が納得できる訳も
  ないか」
娘「テレビに映ってる人を本物と思って抱き合おうとしてる
  癖に、さっきはワイドショー見ながらゲラゲラ笑ってたし。
  この雪男、すごくテキトーだと思う」
父「…ううむ。子供向けと思って甘く流してたけど、80's
  ファンタジーのイイ加減さは、今の子供にも許し難い程の
  ゆるゆるっぷりだったか」

娘「このお母さん(注:メリンダ・ディロン)、優しいね。綺麗だし」
父「そうだな。お父さんも昔は、こんな奥さんを貰いたいって、
  思ってたな」
  あ…妻が無言で睨んでる。
娘「家族みんなすごく仲イイね。いつも一緒だし」
父「………。やっぱり、こんな風な方がいいと思うかい?」
娘「そりゃそうだよ」
父「(…反省…)。」
  妻がDSを閉じた。
母「明日みんなで公園でも行こうか。あんた、まだ自転車
  も乗れないんだし。お父さんに教えてもらいなよ」
父「…………(前言撤回。感謝の一言)」

  そしてエンディング。
娘「ああ、終わった。ちょっとテキトーだったけど、
  けっこう面白かった。あれ、お父さん…?
  ウソ、泣いてるし!」
父「(悔しいが、どうしようもない)」
娘「お父さんもしかして、マジで信じてる?雪男」
父「悪いか!いてもいいだろ!」



とりあえず、
平和なファミリーに、オススメの一本です。

詳細評価

物語
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映像
音楽

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