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ハリウッド玉手箱 (1944)

HOLLYWOOD CANTEEN

監督
デルマー・デイヴィス
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4.00 / 評価:3件

「玉手箱」をのぞくワクワク感

  • gar***** さん
  • 2011年8月8日 9時16分
  • 閲覧数 472
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

戦時下のハリウッド。怪我をしてニューギニアから帰還したスリム伍長(ロバート・ハットン)は、休暇を利用して憧れのハリウッドにやってくる。そこには、兵士たちを慰問する目的でベティ・デイヴィスらハリウッドのスターたちが「ハリウッド・キャンティーン」という酒場を経営していて…
「人類が地獄を見た」第二次世界大戦の嵐は、ハリウッドとも無関係ではありませんでした。クラーク・ゲイブルやジェームズ・スチュアートが従軍し、マレーネ・ディートリッヒは『リリー・マルレーン』を引っ提げてヨーロッパ戦線を慰問していた時代です。この映画は、そんな「ウォータイム」(戦時下)の中、一兵士を通して描かれたスターたちとハリウッドの戦争協力を垣間見せてくれる一作です。
時代が時代だけに、そこかしこに戦争をうかがわせる描写がたくさんあります。今となっては、かなり古くさいイメージや賞味期限切れの時事ネタも多いです。しかし、その時代の「空気感」というものを十分に伝えさせてくれると思います。
そして、この映画の最大の売りはスターたち。特に1930年代、40年代の映画が大好きな人には「あの人がここに!!」と、出演しているスターの姿を探す楽しみがあります。個人的に忘れられないのは、『お熱いのがお好き』の大富豪でおなじみジョー・E・ブラウン。あの顔で、ドーナツの丸飲み芸を見せたり、ダンスしたりと芸達者ぶりを見せてくれます。他にもエディ・カンターなどあまり日本では出演作がソフト化されていないコメディアンの芸も楽しめますので、ファンにはもうけ物な作品でもあります。
この作品に関して、映画としての評価は色々盛り込みすぎて正直まとまりはよくありません。さらにプロパガンダ的なシーンも多いです。しかし、映画が時代を映す鏡ならこの作品からは戦時下の人々の息遣いや思いを感じ取れると思います。
映画作品というより、時代を映す鏡として貴重な一本。むろん、クラシック映画ファンには「玉手箱」をのぞくようなワクワク感があります。

詳細評価

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