ヴァリエテ

VARIETE

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ヴァリエテ
3.3

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)

絶望的25.0%悲しい12.5%不気味12.5%パニック12.5%恐怖12.5%

  • qaz********

    2.0

    ヒッチコック的なサーカス映画

    月曜にTUTAYA渋谷店でレンタルして鑑賞しました。 確かにラストは怖いです!

  • gar********

    4.0

    ドイツ映画黄金期を代表する名作の一つ

    元空中ブランコ乗りの男ハラー(エミール・ヤニングス)は、妻ベルタ(リア・ド・プティ)の愛人アルティネッリ(ソルウィック・ワルト)を殺した罪で十年の刑に服した後仮釈放されることとなった。10年間、自分の犯罪の詳細を誰にも明かさなかったが、出獄を前にして刑務所長に事件のことを語り始める… いつも通っている図書館のビデオで見ました。他のサイト等で調べてみると、現在ビデオ、DVD化されているこの作品はアメリカで公開されたヴァージョンで、ドイツで公開されたヴァージョンにあるハラーが元の妻子を捨てて、若い女ベルタと駆け落ちした場面がカットされているようです。そのため、映画ではハラーとベルタは夫婦として最初から登場します。 カットされているため映画自体は一時間にも満たない短いものですが、ハラーを演じたエミール・ヤニングスの凄まじい演技が強烈です。特に素晴らしいのは、妻が同じ空中ブランコ乗りの男と不倫していることを知った後の表情。映画の冒頭で、若い妻にかいがいしく尽くす人の良さそうな中年男の穏やかな表情が一変します。その時の目の鋭さは、まさに嫉妬と憎悪に満ちていて、一種ホラー映画を見ているような怖さがあります。 そして、もう一つの見所はハラーら空中ブランコ乗りたちが演技をするヴァリエテの舞台描写。ヴァリエテとは、サーカスと劇場、そしてレストランが一緒になった娯楽施設で、1920年代のベルリンでは、映画・キャバレー・レビューなどと同様市民の娯楽となっていました。政治色の強かったキャバレーやヌードなどややきわどい演目も多かったレビューと比べて、老若男女楽しめる娯楽としてナチス時代になってからも人気が高かったようです。そんなヴァリエテの活気あふれる様子や、幻想的な空中ブランコの映像はきわめて芸術的で美しいシーンです。特に空中ブランコ乗りの目線を意識したカメラワークは、まるで自分が空中ブランコに乗っているような錯覚を覚えます。斬新な映像が大変見事でした。 1920年代のドイツ映画黄金期を代表する名作の一つ。ぜひドイツ公開ヴァージョンでのDVD化を!

  • ********

    5.0

    夫の献身の背景

    1925年。E・A・デュポン監督。曲芸団の団長夫婦が有名曲芸師に誘われて一緒にやることになるけれど、その男が妻を誘惑して、、、という話。夫婦と第三の男が出会い、成功と裏切りがあるという物語。 最初から描かれる夫の妻への献身が、裏切りの発覚とともに憎悪へと爆発するのですが、冒頭から汗をぬぐってあげたり、靴下をぬってあげたりする夫の行動の背景には、「その代りに」妻の愛を独占するという「支配の形態」がつきまとっています。最初のキスシーン直前の夫の恐ろしい顔は、最後の殺人場面と同じ顔。だから、無償の献身ではないことを最初のキスシーンで描いてしまっているのです。すばらしい。 ほかにも、耳のアップから聞いている音の源を見せるカットでは「聞いているもの」が見えることになっているし、曲芸を下から見上げる(安全ネットなし!)観客の姿は見る目や拍手する手の集合に還元されているなど、映画にしかできないことが起きています。そもそも囚人になった夫の告白という形式を取りながら、彼が見ていないことまで映画として見えている。無駄のないすばらしい映画でした。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ヴァリエテ

原題
VARIETE

上映時間

製作国
ドイツ

製作年度

公開日
-

ジャンル