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パリの良質なスケッチ

  • pos***** さん
  • 2008年12月17日 17時59分
  • 閲覧数 533
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

 それぞれの場所から見たパリというコンセプトで作られており、短編オムニバス映画としては秀逸だと思う。特にジャン・ルーシュ監督の第2話「北駅」が素晴しい。冒頭と最後のカットを除いた15分ほどの長い1カットでの撮影方法と、突然目の前に現れた男に言い寄られたヒロインが男の申し出を断ると男が橋から飛び降りて自殺してしまうという唐突感のコントラストが生きている。
 ジャン=リュック・ゴダール監督のよる第5話「モンパルナスとルヴァロン」は手紙を出した相手を間違えたと勘違いしたヒロインの悲劇であるが、いかにもゴダールらしく後のジャック・デリダの「郵便の誤配」という概念を予見しているような物語である。
 クロード・シャブロル監督の第6話「ラ・ミュエット(La Muette)」というタイトルは勿論地名ではあるのだが、話の内容からすると「口のきけない人(=主人公の少年)」という意味もかけているのだと思う。 

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