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巴里の女性

巴里の女性

A WOMAN OF PARIS

81

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4.0

やはりチャップリンの作品ですね

チャップリンの作品ということで評価が甘くなっているかもしれません。 エドナ・パーヴィアンスが、いままでのチャーリーの憧れの女性という「添え物」的な役から、一人の女性として描かれようとしています。 主演のエドナ・パーヴィアンスをはじめ、人物の性格描写が深く、サイレントでもこれだけのものを描けるんだなあと感心します。 引き出しからカラーが落ちるのを見て男性関係を推察する部分は印象的でした。 退廃的なお金持ちのパーティーの乱痴気騒ぎ、裸の女性の体に巻いた布を剥ぎ取っていくシーンは、この時代としてはずいぶん大胆な演出ではないかと思いました。 逆に、主人公の恋人が、穴の開いたナプキンを隠すために四苦八苦する姿は、チャップリンの喜劇に通ずるものを感じさせます。 また、ラストの農村で慈善活動をするマリーと自動車に乗ったピエールのすれ違いは、貧しくとも誠実な生き方と、金持ちの気まぐれを対照的に描くチャップリンらしいエンディングだと思いました。 チャップリンといえば喜劇の王様ですが、こうしたメロドラマがあることも知ってってほしいと思います。 ただ、ドタバタもギャグもないし、マニアでなければ退屈するかもしれません。

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