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パリは燃えているか (1966)

PARIS BRULE-T-IL?/IS PARIS BURNING?

監督
ルネ・クレマン
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3.78 / 評価:68件

戦時中でもパリッ子はお洒落

  • fg9***** さん
  • 2017年4月27日 13時41分
  • 閲覧数 946
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …前々から観たかった作品だ。
 監督は、『禁じられた遊び』、『太陽がいっぱい』のルネ・クレマンで、脚本はゴア・ヴィダルとフランシス・フォード・コッポラだ。
 俳優陣も超豪華で、カーク・ダグラス、グレン・フォード、オーソン・ウェルズ、ゲルト・フレーベ、イヴ・モンタン、ジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ドロン、アンソニー・パーキンス 、ジョージ・チャキリス等だ。
 3時間弱という大作だが、観てみた。
 …あらすじは解説のとおりと書こうと思ったら空欄だった。
 ストーリー的には至ってシンプルだ。
 第2次世界大戦末期、ナチスドイツの占領下にあったパリが、市民、レジスタンス、連合軍の助力を得ながら、解放されていくまでが描かれている。
 上記のとおり俳優陣は豪華だが、随所に実際の映像がバランスよく挿入されていて、丸でドキュメンタリーでも観ているようだった。
 従って、1966年の作品ながらモノクロだ。
 パリ解放の功労者は、市民、レジスタンス、連合軍の進軍に他ならないが、もう一人重要な人物がいたことを本作で知ることになる。
 ヒトラーは、ナチ占領下のパリが連合軍に奪回されそうになった場合、パリ全土の破壊をパリ占領軍の将軍に命じていたのだったが、この将軍がヒトラーの狂気染みた言動に疑念を抱いて破壊を思い留まったのだった。
 そして、タイトルの『パリは燃えているか』という台詞は、ヒトラーが電話口で喚いていたものであることも知る。
 パリの市民は、心の底からパリが解放されることを待ち望んでいたのだろう。
 連合軍のパリ入城を大歓迎するパリ市民の姿は感動ものだった。
 そして、結末は、これらのパリ解放の場面から現代のパリへとシフトしていき、上空からの俯瞰した街並みをカメラが捉え、モノクロの映像からカラーに代わっていく幕引きは、本当にパリという街が戦禍を免れた良かったなという余韻に浸ることができる秀作だった。
 全くの余談だが、戦時中だというのに、パリッ子は随分とお洒落だったなぁ。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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