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パリは燃えているか (1966)

PARIS BRULE-T-IL?/IS PARIS BURNING?

監督
ルネ・クレマン
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  • みたログ 234

3.78 / 評価:69件

フランスにとって、決して忘れられない日

  • 想い出の映画館 さん
  • 2009年11月27日 16時27分
  • 閲覧数 528
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

1966年のフランス映画。
この作品はなぜか、DVD化されてないので、半ば諦めていたら、先日、
BSで放映してくれたので、実に40年ぶりで(恋人に)再会できた感じです。

ほとんど記憶から遠ざかっていたシーンも、ひとつひとつ、
甦ってきて懐かしさと嬉しさで少し興奮しました。

そして、あのモーリス・ジャールの音楽。
所々に流れてくる「パリス・ワルツ」の旋律が、時には寂しげに、
時には不安げに、心に響いてきます。

モーリス・ジャールは、「ドクトル・ジバゴ」の音楽で、
壮大なロシアの風景をすばらしい旋律で奏でていました。
そのスケール感が、この映画にも存分に生かされています。

この映画は、ドキュメンタリータッチのモノクロ映像でリアリティー感を
出していますが、ラストは一変、鮮やかなカラーでパリの風景が写しだされます。
ノートルダム寺院やベルサイユ宮殿の美しい姿。
パリ市民の手で守った、フランスの心の遺産。

そして、受話器の向こうから聞こえる「パリは燃えているか」と叫ぶ、
ヒトラーの声に、戦争がいかに狂気に満ちた愚かしいものであることを
実感させられる。

オールキャスト、スタッフで作られたこの映画は、まさにパリっ子の
心意気が結集した、フランスの掛けがえのない国民的映画である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
  • 知的
  • 絶望的
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