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ハロルドとモード/少年は虹を渡る (1971)

HAROLD AND MAUDE

監督
ハル・アシュビー
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  • みたログ 337

3.87 / 評価:119件

良い子もお年寄りも、真似してはいけません.

  • 百兵映 さん
  • 2018年3月19日 16時26分
  • 閲覧数 1085
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

 行き過ぎ・やり過ぎで、違和感・不快感が生じる。

 ―― 死を夢見る少年が生を謳歌する老女と出会い、生きることの素晴らしさを見いだすプロセスをコミカルに描く(本欄の解説)―― というのはあり得る話で、大いに結構だと思う。が、それを描くのに、

 「死を夢見る少年」が度々自殺の真似を演じる。それがまた実にリアル。こんなのが常連になっている子どもも異常だが、母親も尋常ではない。良い子は決して真似してはいけません。

 「生を謳歌する老女」がまたおかしい。見も知らぬ他人サマの葬式に参列するのが楽しみのようだ。さらに、ひと様の車を乗り回す。その運転がまた滅茶苦茶。老害以外のなにものでもない。普通のおばさんは決して真似をしてはいけません。

 少年は19才。老婆は79才。年の差60才。いくらなんでも、この二人がベッドに入るなんて、こういうのをエログロと言わず何と言う。

 老婆はナチスによって人生を取り上げられた。少年は過保護なママから自主性を封印された。どちらも、今からでも「生きることの素晴らしさを見いだす」権利がある。少々のことは大目に見てあげてよい。しかしだ、どうもこういうのはねぇ。「生きることの素晴らしさ」ってのが、その程度のものか。私は真似しようとは思わない。

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物語
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