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ハロルドとモード/少年は虹を渡る (1971)

HAROLD AND MAUDE

監督
ハル・アシュビー
  • みたいムービー 143
  • みたログ 340

3.87 / 評価:119件

互いを認め合った素晴らしき愛

  • ner***** さん
  • 2016年4月28日 22時25分
  • 閲覧数 1164
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

青年と老婦人の恋という一見トンデモな内容に思えるも、
実は深~いテーマを内包している映画でありました。

初めハロルドはアホなボンボンかと思ったのですが(笑)、
後半になるにつれ、実は誰よりも自分というものを考えている
素直でピュアな青年なのだと気付かされました。
狂言自殺を演じたり、他人の葬儀に参列したりするハロルド…
彼がなぜそこまで「死」に執着するのかも劇中で説明されていて、
彼なりに感じている生きる辛さ・無力感みたいなものを感じます。

ルース・ゴードン演じるモードはチャーミングかつ格好良いお婆ちゃん。
一見好き勝手しているように見えた彼女ですが、
それは自分の為というより自然や社会の為に戦っている印象です。
そして辛い過去があったことが劇中に少しだけ垣間見えますが、
それでも明るく生きる彼女には確かに惹かれるものがあります。

決してイロモノではなく互いを認め合った男女の恋愛であり、
さらに「生きることの楽しさ、苦しさ」ということも考えさせられました。

社会に溶け込めないハロルド、社会の爪弾き者のモード、
お互いの純粋さや自分らしさゆえに認められない二人…
でも私はこの二人がとても人間らしく思え、愛しく感じました。

切なくもあり力強くもあるラストが非常に印象的で素敵でした。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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