はぁ?と声に出た
- bun***** さん
- 2016年5月29日 4時09分
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- 総合評価
これ、町山さんがレビューしてたから。と町山さん信者の知人に見せられました。
ハロルドの顔と声から放つ雰囲気は良い。
婆さんの家の内装もとても視覚的に楽しくて、性格をよく表していると思います。
しかし、それ以外の不自然な部分が非常に多く、違和感を感じながら鑑賞しました。
婆さんが車を盗難してもお咎めなし
婆さんが高速道路で違反しまくりでもうまく逃げ切れる
あれだけ自由を謳っている婆さん自身がハロルドには「こうしなさい、ああすれば良い」
と一見アドバイスに見える縛りを言っている
あと劇中に歌が多いです。その歌が映画の雰囲気となぜか全く合わず音量もその時だけバカでかくなり、ストレスを感じます。
冒頭の婆さんの家は本当に花やアートのバランスがきれいで、これを見ている感じ監督は女性なのかなと思うほどの説得力のなさを感じます。感情、情緒的な内容というか…
一通りの話は論理が先行するのですが、後追いでそれらを決定づける裏打ちに欠け、雰囲気や勢いで押し切っている所に違和感を感じます。
個人的に2人のベッドシーンは不愉快でした。
モードがハロルドと前夫に対し愛を貫くというのであれば彼らは寝るべきではない。
ましてや最期に薬を飲み死を選択するのであれば、余計彼女はハロルドに対し配慮を行わなければならないのではないでしょうか。
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