ここから本文です

犯罪王リコ (1930)

LITTLE CAESAR

監督
マーヴィン・ルロイ
  • みたいムービー 5
  • みたログ 29

3.00 / 評価:7件

名優エドワード・G・ロビンソンの出世作!

  • hoshi595 さん
  • 2010年3月8日 3時42分
  • 閲覧数 382
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

エドワード・G・ロビンソンと言えば、スティーヴ・
マックィーンと共演した「シンシナティ・キッド」での
ポーカーの名人役や、チャールトン・ヘストンと共演
した「ソイレント・グリーン」で、食料がなくなった
近未来で本物の牛肉を口にした時の演技が忘れられない。

どちらかの映画で、アカデミー賞助演男優賞を取らせて
あげたかったが、72年の名誉賞という中途半端な時に
受賞したのは不本意だったに違いない。

この映画は、そのエドワード・G・ロビンソンの出世作
となった記念すべき作品である。

物語は、貧民街で育った男が悪の世界で次第に頭角を
表し大物になっていくという、現代では珍しくない
ギャング映画だが、冷酷非情ながら友情を重んじる
ギャング像の原型を作り上げた功績は大きい。

しかも、監督は、ヴィヴィアン・リー主演「哀愁」の
マーヴィン・ルロイである。ジュディ・ガーランドが
ドロシーに扮した名作「オズの魔法使」では製作を
担当しアカデミー賞作品賞にノミネート、「心の旅路」
では監督賞ノミネートも受賞には至らず、45年の
特別賞と75年のアーヴィング・タールバーグ賞のみ
に留まったのは、エドワード・G・ロビンソンと似て
いる。

共演は、サイレント時代のアクションスターである
ダグラス・フェアバンクス・Jrが暗黒街に馴染めない
男を演じている。

しかし、この映画の凄い所は他にもある。それは製作
当時のアメリカは、あの暗黒街の帝王アル・カポネの
全盛期で、本作品の主役は彼がモデルだったようだ。

映画の内容より、そんな時代にギャングの手の内を
明かす様な映画を製作してしまった事自体が勇気ある
行動だった訳である。

映画の出来そのものは、「ゴッドファーザー」等
ギャング映画の名作と比較すると見劣りするのは
止むを得ない。しかし、若かりし頃に後の名監督と
名優がであって作られた映画だとすれば、歴史的
価値がある作品であると言える。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
  • 絶望的
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ