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偉大なるアンバーソン家の人々 (1942)

THE MAGNIFICENT AMBERSONS

監督
オーソン・ウェルズ
  • みたいムービー 11
  • みたログ 89

3.83 / 評価:36件

貧しき者どもにはどうでもいい人々

  • 百兵映 さん
  • 2016年8月29日 10時02分
  • 閲覧数 428
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 偉大な(Magnificentの訳としてはどうかな)家族が奢りと惰性の内に没落していくストーリーは沢山ある。今までの見聞では、『○○家の人々』という場合はほとんどそれだ。本作『アンバーソン家』の人々もその典型的な一作。

  対極私ら“貧しき人々”の目には、名門・名家の人々が堕ちて行く姿は愉快ではあっても同情にはならない。これはもう生理的なものであって、どうしようもない。だからといって、この『人々』一人ひとりの堕ち様を詳しく知ろうとも思わない。面倒臭い。

 人間模様というよりは、この映画の画面(撮り方)には面白味を感じる。長回し、ローアングル。それぞれ、戦後日本の巨匠たちにもその技法が見られるけど、その徹底ぶり、スケールが違う。おそらく、それこそ、邸宅の『偉大』さが為せるカメラ技術といえるだろう。日本のどこでだったらこれだけのロングショットが可能だろう。

 ヨーロッパであれば家名だけでも名門としての名誉が遺されようけど、アメリカであれば、落ちぶれても残るのはこの邸宅くらいのものだろう。子孫はその邸宅を観光化して入場料収入で暮らすことができる。そういう例だったら、日本にもたくさんある。“貧しき人々”が観に行く。

詳細評価

物語
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