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イタリア式離婚狂想曲 (1961)

DIVORZIO ALL'ITARIANA/DIVORCE-ITALIAN STYLE

監督
ピエトロ・ジェルミ
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3.80 / 評価:10件

「イタリア式コメディ」の代表作

  • 一人旅 さん
  • 2020年1月1日 14時27分
  • 閲覧数 173
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

ピエトロ・ジェルミ監督作。

シチリアを舞台に、美少女と結婚したい男爵の奮闘を描いたコメディ。

アカデミー脚本賞を受賞した「イタリア式コメディ」の代表作で、主演のマルチェロ・マストロヤンニが結婚目当てに孤軍奮闘する主人公を軽妙に演じています。

離婚が法的に認められるようになる前のイタリア・シチリアを舞台にしたコメディ作品。マストロヤンニ演じるフェルディナンド男爵が16歳の美少女:アンジェラと恋に落ちる。アンジェラと結婚したい男爵には既に妻がいたが、当時のイタリアでは離婚が認められていない。そこで男爵は、妻の浮気を知った夫が妻を殺害する=“名誉殺人”であれば罪が軽くなることを利用して、自分の妻に愛人を作らせようと裏で奔走するが―という物語で、妻を殺して愛しの美少女と再婚したい主人公の身勝手な行動をコミカルに描いています。

背後から妻を刺し殺したり、底なし沼で妻が溺死していく妄想を見る男爵の姿がユーモラスですし、妻の愛人候補となる男を街中で必死に探すシーンや、部屋で二人きりとなった妻と愛人候補の会話を男爵が隣室で盗聴するシーンもとても面白いものとなっています。

“妻に愛人を作らせた上で殺害し、意中の美少女と再婚したい”―という、実はなかなかブラックな味わいの傑作コメディで、男の欲望丸出しの男爵を演じたマルチェロ・マストロヤンニはこの上ない適役ですし、男の悲哀が混じった洒落の利いたオチも格別であります。

蛇足)
人々が熱中している映画は1960年にイタリアで公開された『甘い生活』ですが、主演は本作と同じくマルチェロ・マストロヤンニです。

詳細評価

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