あらすじ・解説
名門大学に通うサイモン(ブルース・デイヴィソン)は政治や学生運動に興味のない学生だったが、大学が近所の子どもたちの遊び場になっている土地に軍の施設を建てようとしたため、学生たちがストを起こしていた。好奇心から学生運動に参加した彼は、活動家のリンダ(キム・ダービー)と出会い恋心を抱くが、彼女は運動に積極的でないサイモンを快く思わず……。
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作品レビュー(42件)
- kan********
4.0点
劇場公開時には存在した重要なシーンがビデオ、テレビ放映ではカットされています。その為に本来の作品の姿から違う形になってしまった物を観ている人が多いと思います。残念な事なのでそのシーンについて記します。封鎖された学園内にサイモンが入る時に警察官と言葉を交わすシーンです。 警察官「入ったらもう出れないよ…黒人の子供に遊び場なんて何考えてんだ?俺なら黒人の子供の頭を押さえつけてプールに突っ込んでやるのに」 サイモン「…(警官を睨む)警官なんかに何がわかる!」 サイモン、8mmカメラで警官を撮影しながら学園内に入っていく。 すごく好きなシーンなのでハッキリと記憶しています。 短時間ですがこのシーン、有ると無いとでかなり違ってきます。 また、ビデオ、テレビ版は翻訳にも難がある気がします。
- 柚子
2.0点
公開当時は、おしゃれでイケてる映画だったのだろう 学生運動 恵まれた若者が退屈しのぎで、遊んでいるようにしか見えず
- hcc********
4.0点
ネタバレキム・ダービーが可愛い
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ☆希望の星☆
4.0点
1968年から同時期にアメリカでも日本でも 学生による大学紛争のうねりが起こる そうだー私はその中にいた 闘争には確かに主張はあった 指導者以外は日々の方向性は見えないが 仲間がいる空気だけが新鮮でひきつけられていたのでは。 今作でサイモンが女のコとの何かを期待しての ふわふわした参加の仕方を観て 当時の学生の何割が本当の理解をしていたのかと 思ってしまった 妙に長撮りの警察の学生排除のシーン 息が詰まり 耐えられなかった ノンポリから反体制派になった学生たちが ネクタイを締め 見事に体制に組み込まれていくのを 見ていたことまで思い出させてくれた映画
- arl********
3.0点
大人になってから観てしまうと、若気の至りで赤面しそうな映画です。 1960年代後半のヒッピームーブメント、カウンターカルチャー、反戦運動、学生運動、そんな熱病に浮かされたような若者たちを描写します。政治や反戦について真剣に考えているわけでもないのに、うっかり運動に参加してしまう若者。愚かではあるがそれも若さゆえ。好意をもって描かれています。 音楽は歌詞も含めとても良かったです。 「いちご白書」の邦題は素晴らしいですね。ホントは白書(Whitebook)ではないのに。原題のThe Strawberry Statementを直訳して「いちご声明」や「いちご宣言」だったらユーミンの名曲はなかったかも笑。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
カンヌ国際映画祭第23回