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いちご白書 (1970)

THE STRAWBERRY STATEMENT

監督
スチュアート・ハグマン
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3.84 / 評価:107件

当時の学生運動のムードが映画のテーマ

1968年4月、遊園地を軍事関連施設に建て直す事に端を発したコロンビア大学の学園闘争。その渦中にいたジェームズ・クーネンの体験記を基に青春映画として作られた作品で、好奇心と下心から学生運動に身を投じたボート部の学生と、活動家の女子大生の恋愛を描く。名曲とともに映画が進行します。当局の一斉検挙が実行されるクライマックスの迫力は、物語の幕切れとして申し分がない。クライマックスは一切のBGMを止め、ドキュメンタリー風に臨場感を呷る。B・デイヴィソンとK・ダービーの主演二人を始め、傍の学生たちも生き生きと演じられている。バフィ・セント・メリーの歌う主題歌“サークル・ゲーム”の切なさが象徴的であまりに有名。
「いちご」の意味は、学部長が学生に向かって話した言葉によっている。学生がストライキに集まったのは学部長の放った「いちご白書」の所為であり、その内容は「学部長に言わせれば、学生の言ってる事は『赤い苺が好きだよ』みたいだとさ」というメッセージである。挫折していく学生運動、その中で中途半端にしか参加できない自分・・・、大学生という立場そのものの不確定さ、そうした脆さの象徴が「いちご」だったのである。

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物語
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