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いちごブロンド (1941)

STRAWBERRY BLONDE

監督
ラオール・ウォルシュ
  • みたいムービー 9
  • みたログ 13

4.00 / 評価:8件

当時は歯医者の資格が通信教育で取れたんだ

  • bakeneko さん
  • 2018年5月14日 15時58分
  • 閲覧数 132
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

James Haganが1933年に書いた戯曲“One Sunday Afternoon”の2度目の映画化作品で、1890年代のNYを舞台にして、“恋と人生の物語”が当時の懐メロ曲に乗って展開します。

ブロードウエイで1933年から上演された“One Sunday Afternoon”は大人気作で、全部で3回映画化されていて、
1回目)主役ビフ:ゲーリー・クーパー、ヴァージニア(=イチゴブロンド):フェイ・レイ(「キング・コング」と同年の出演♡)、エイミー:フランシス・フラー
2回目(本作)主役ビフ:ジェイムズ・キャグニー、ヴァージニア(=イチゴブロンド):リタ・ヘイワース、エイミー:オリビア・デハビランド
3回目)主役ビフ:デニス・モーガン、ヴァージニア(=イチゴブロンド):ジャニス・ペイジ、エイミー:ドローシー・マローン
となっています。

NY郊外で歯医者を営むビフは嘗て街中の憧れだった“イチゴブロンドことヴァージニア”を、幼い頃から彼をダシにしていたヒューゴに取られ、労災が起こった際に責任を擦り付けられて刑務所送りにされた過去があった。今では市会議員まで出世したヒューゴが歯痛になり、日曜日でも治療してくれる歯医者を探していると聞いたビフは妻との散歩を取りやめて、宿敵への復讐の機会を刻一刻と待つのだったが…というお話で、ビフ&ヒューゴとのダブルデートに連れてこられた看護婦のエイミーが加わった4人の男女の恋のスクランブルの結末が語られます。同時にビフの父親で病的な女たらしのウイリアム:アラン・ヘイルの強烈なキャラと、お人よしの友人でギリシャ系散髪屋のニコラスとの掛け合いも愉しめる作品となっていますし、主題歌である”The Band Played On”♪を始めとして、”Bill Bailey”♪, ”Meet Me in St. Louis, Louie” ♪、”Wait Till The Sun Shines Nellie”♪ 、 ”Love Me and the World Is Mine”♪も劇中で歌い&奏でられます。

対照的な2美人女優:リタ・ヘイワース&オリビア・デハビランドの美しさも眼福の作品で、自分が美人と自覚している-街のアイドルが板に着いている:ヴァージニア(=イチゴブロンド):リタ・ヘイワースと、男に舐められないように精一杯背伸びして“働く女”を装う:エイミー:オリビア・デハビランドのキャラクターも対称をなしています(特にオリビア・デハビランドは、「ロビンフッド」等のエロール・フリンの活劇のじゃじゃ馬姫や「風と共に去りぬ」の淑女:メラニーとはまた違った可愛いキャラクターを創り上げています♡)。

前作から7年目という短い間隔で作られた2度目の映画化作品&当時皆が登場キャラと大筋を知っている大ヒット戯曲なので、キャラクター同士の関係の説明や説明エピソードをかなり省略しているので、(仲が良いのか悪いのかはっきりしない)ビフとヒューゴの腐れ縁関係や唐突に挟まれるビフの困った親父:ウイリアムのエピソードの乱入といった作劇上の不整合性はありますが、愉しい音楽に乗せて語られる古き良き時代の恋のスクランブルの顛末を眺めましょう!

ねたばれ?
1、 イチゴブロンド(strawberry blonde)は金髪に赤毛の形質が混じった珍しい髪の色であります(ちなみに本作のイチゴブロンドを演じたリタ・ヘイワースは赤毛がトレードマークですが本当の髪色は濃い茶色であります)
2、 当時の観客は皆一緒に歌ったのかな?
3、劇中に出てくる:レスリー・カーターは「The Heart of Maryland」などで主演しているサイレント期の名女優です。

詳細評価

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