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羊たちの沈黙 (1991)

THE SILENCE OF THE LAMBS

監督
ジョナサン・デミ
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  • みたログ 1.6万

4.28 / 評価:3472件

殺人鬼のレクター博士に引き込まれてしまう

  • 3104Arata さん
  • 2020年5月28日 15時01分
  • 閲覧数 1304
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

【殺人鬼のレクター博士に引き込まれてしまう】
・過去にも「ハンニバル」などと併せて鑑賞しましたが、久しぶりに改めて鑑賞。1991年製作のアカデミー賞受賞作品映画。

・約20年も前の映画であるにもかかわらず、今でもしっかり愉しめる素晴らしきサイコサスペンス映画。

・FBIの訓練生のクラリス(ジョディ―フォスター)と、獄中にいる元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクター(アンソニーホプキンス)の関係性で紡がれていく物語。若い女性を殺害して皮を剥ぐ猟奇殺人事件の捜査に行き詰ったFBIがレクター博士に犯人捜しの助言を受けようとするが、その役割をクラリスに任せたところから物語が始まります。

・この映画は、「匂わせる」ことでこちらに考えさせることに徹底した映画だと思います。
 - 冒頭の「苦しさ、悶え、痛み、痛みを愛せ」という看板
 - レクター博士がたかが訓練生のクラリスの過去にこだわる
 - レクター博士「物事の本質を探れ」のセリフのシーン
 - ラストシーン「古い友人と夕食を…」 などなど

・こちらが思考せざるを得ない状況で物語が進んでいくことで、共感度や恐ろしさが観ている側にどんどん積み重なっていきます。その起点となるのが常にレクター博士。それ故、本来は殺人鬼であるはずのレクター博士に嫌悪感を抱くどころか共感できてしまいます。この妙が映画に引き込まれてしまうポイントでした。

・書籍版のハンニバルも読みましたが、レクター博士は「純粋」「思慮深い」「誠実」「親切」な人に対しては敬意を示した行動をとる性格を持っています。反対に、それらに欠ける人には敬意を欠いた行動をとります。それがいわゆる殺人鬼ハンニバルレクターの一面となります。この二面性を知ったうえで映画を観ると、アンソニーホプキンスの「匂あわせ」具合な演技と演出がピックアップされて見えてきてなお面白いです。それだけ、ホプキンスさんと監督が、レクター博士を考察し緻密に映画を作っていったことが想像できます。

・観れば観るほど味が出て、観れば観るほど「本質」が見えてくる映画だと思います。私もまだまだ「本質」にたどり着けていない気がしますので、これからもたまに鑑賞させていただきます。

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