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陽のあたる場所

陽のあたる場所

A PLACE IN THE SUN

122

beautiful_japan_

4.0

ネタバレマジメだが気弱なジョージは悲劇的な最後を

ジョージ・イーストマン(モンゴメリー・クリフト)は伯父の工場で働くことになる。女性が多い職場なので社内恋愛禁止だが、同僚のアリス・トリップ(シェリー・ウィンタース)と偶然、映画館で出会い深い関係になる。 ところが、伯父の家で知り合った社交界の花アンジェラ・ヴィッカース(エリザベス・テイラー)にアタックされたジョージは、アンジェラとも付き合い始める。アンジェラの両親に認められ結婚できそうになるが、妊娠していたアリスはジョージに結婚を迫る。典型的な三角関係の破滅コースだが、悲劇的な結末を迎えてしまう。人間の弱さ、マジメさが悲劇を招く残酷さを描いている。 ジョージが逮捕され裁判に掛けられてからは良い緊張感があるが、それまでの1時間が長すぎる。ジョージが二人の女性の間で揺れ動く様子は30分で描ける。 セオドア・ドライサーの小説『アメリカの悲劇(An American Tragedy)』が原作。 1906年7月11日、ニューヨーク州北部のアディロンダック山地にあるビッグムース湖で転覆したボートとグレース・ブラウンの遺体が発見された実在の事件がモデルとなっている。ブラウン殺害犯として裁判にかけられたチェスター・ジレットは、彼女の死は自殺であると主張したが有罪判決を受け、1908年3月30日に電気椅子で処刑された。 若き日のエリザベス・テイラー(公開当時19才)は、美人というより可愛い感じ。

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