100点 リズが一番美しかった頃
- toratoraborta さん
- 2011年3月24日 11時41分
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- 総合評価
ジョージ・イーストマン(M・クリフト)がアンジェラ・ヴィッカーズ(E・テイラー)とパーティで初めて会話をかわすシーンがある。
階級差から気後れして溶け込めないでいるジョージは、会場の陰にある遊技場に行って、一人得意なビリヤードにふける。彼がバックハンドでとんでもないショットを決めたその時、廊下を通ったアンジェラが目にして、驚いて部屋に入ってくる。
Why you all alone?-Being exclusive?-being dramatic? -being blue?
このシーンが好きで仕方ない。これほど美しい「ボーイミーツガール的瞬間」は無いと思う。
こういうシーンがあると、後半のストーリーとか、演出とか、カメラワークとか、そういう細かいところはもうどうでも良くなってしまう。ただ取り憑かれたように、あるいは熱病やみのように、夢の断片を天井に浮かべては反復するだけだ。どちらかといえば、リズ・テイラー追悼で上映してくれ。
そう。これは要するに、私にとって100点クラスの映画なのだ。
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